アヴリル・ラヴィーン「夢が叶ったわ」最新MVは日本で撮影
ユーチューブに公開されたアヴリル・ラヴィーン最新ミュージックビデオ。撮影は日本で行われた
世界で人気を集める米歌手のアヴリル・ラヴィーン(29)が、最新シングル『ハローキティ』のミュージックビデオを完成させた。このビデオの撮影は初めて日本で行われたという。アヴリルはデビュー以来から大の日本好きと公言。今年2月には2年ぶりとなる日本ツアーも成功させている。
撮影は3月下旬に行われた。アジアツアーの最後に再び日本に戻り、東京の原宿・キャットストリートや渋谷・宮下公園などで極秘のうちに実施された。
日本で『ハローキティ』のビデオを撮影したいというアイデアは、1年以上前からアヴリルが構想し続けてきたもので、ビデオの撮影場所のイメージや衣装、メイク、さらには振付のイメージに至るまで、すべて本人がアイデアした。
イメージは“カラフルな街、TOKYO!”。カップケーキがたくさん縫いつけられたピンクのチュチュや、黄色や水色などのカラフルなヘア・エクステ、そしてキラキラのジュエルがついたピンクとグリーンのネイルは、来日するたびにショッピングに訪れる109や日本のファッションからインスピレーションを得たもの。
アヴリル・ラヴィーン、撮影スタッフも日本の制作チーム
「『ハローキティ」のビデオはずっと日本で撮影したいと思っていたの! 今回ようやくその夢が叶ったわ!」と本人も大喜びの様子。撮影は12時間ぶっ通しで行われたにも関わらず、常時パワーとハッピーに溢れていた。
そんなアヴリルのハッピーが伝わってくる、ポップでカラフルなこのビデオは、撮影地だけでなく、ビデオのプロデューサー、監督、スタイリスト、振付などなど、すべてが日本の制作チームによるもの。
アヴリルが大好きなハローキティを介して「アヴリルと日本のコラボレーション」が遂に叶ったと言っても過言ではない、アヴリルにとっても、日本のファンにとっても、記念すべきビデオだ。
「日本に行くたび、ファンからハローキティのプレゼントをもらって、それでハローキティが大好きになって、この『Hello Kitty』っていう曲を作ったの。曲の中では覚えた日本語もちょっと使って歌っているのよ、ミンナサイコー!アリガトー!カワイイ!って」。
アヴリルから日本のファンへの感謝の気持ちをこめたプレゼントでもある「ハローキティ」ビデオは22日に解禁となっている。