中島健太氏「４分間のマリーゴールド」絵画監修、画家役・菜々緒をサポート

　画家の中島健太氏が、福士蒼汰主演のTBS系金曜ドラマ『４分間のマリーゴールド』（10月11日スタート、金曜よる10時、初回15分拡大）で、絵画監修を担当することがわかった。中島氏は画家役初挑戦となる菜々緒をサポートする。

　原作は、小学館の新人コミック大賞（青年部門）で大賞を受賞したキリエによる同名漫画。福士演じる手を重ねた人の「死の運命」が視えてしまう特殊能力を持つ救急救命士・花巻みことと、菜々緒演じる命の期限が１年後に迫った義姉・沙羅との禁断の恋を描く切ないラブストーリー。親の再婚を機に、沙羅と共にみことの義理の兄弟となった長男・廉を桐谷健太が、末っ子・藍を横浜流星が演じる。

　このドラマの絵画監修を、画家の中島健太氏が担当することが決定した。中島氏は、繊細で洗練された高い技術と人間味溢れる温かな作風が唯一無二と評価され、現在までに制作した500点を超えるすべての作品が完売したことから“完売画家”として話題を集めている。また、放送中の朝の情報番組『グッとラック！』のポスターを写実絵画で制作したことでも注目され、さらに同番組に木曜コメンテーターとして出演するなど活躍の場を広げている。

　そんな中島氏が、画家役初挑戦となる菜々緒の絵画指導を務める。菜々緒は、ドラマのクランクイン前から中島氏の直接指導を受け、撮影が始まってからも現場で中島氏立ち合いのもと絵画の練習に励んでいる。絵画を描く上での所作や筆の持ち方・動かし方など、細部に至るまで指導を受けた菜々緒の演技に注目だ。

　菜々緒演じる画家の沙羅は、絵を描くことを純粋に愛し、地元のカルチャースクールでお年寄り向けに絵画教室を開くほか、自宅のアトリエを解放して、近所の子ども達にお絵描きを指導している。また、主人公・みことの子ども時代からの成長を描いており、沙羅の描く絵が物語の重要な役割を担っている。

　なお、４日、菜々緒演じる沙羅が各話で着用する衣装と同じコーディネートを対象にしたチャリティーオークションの開催が発表された。

中島健太氏コメント

　このドラマでは、絵画は凄く重要なモチーフです。沙羅というこの物語のヒロインがどのような作品を描くのかを僕なりにイメージしながら制作、指導をさせて頂いています。菜々緒さんは油絵初挑戦ということでしたが、驚かされました。集中力が半端じゃない。僅か１時間足らずの指導時間内に作品を完成させたり、撮影中も本気で制作に取り組んだり、その姿はまさしく僕がイメージした沙羅そのものです。是非菜々緒さんの描くシーンにも注目して頂きたいです！

菜々緒コメント

　中島先生には、沙羅が劇中で絵を描く上での所作や、筆の持ち方や動かし方などを指導していただいています。先生はとてもほめ上手で、「うまくできているんだ」「絵画を続けてみようかな」と思ってしまうんです。そういう技術面だけではなく、アーティスティックな雰囲気がすごく出ている方で、男性目線だけではなく女性目線も兼ね備えている方なのかなと思っていて、そういったところも先生の描く絵に反映されているんじゃないかと思いますね。

　それと、アートの知識やストーリーがとても豊富な方なので、一緒に美術館巡りをしたいですし、先生に自分をモデルに絵を描いてほしいですね。先生にはお願いしているのですが、絵画のモデルは未経験なので機会があればぜひ挑戦してみたいです。

ドラマ概要

　救急救命士３年目の花巻みこと（福士蒼汰）には、手を重ねた人の「死の運命」が視えるという特殊な能力がある。これまでに視た「死の運命」は、どれだけ手を尽くそうとも必ず現実になってしまうのだった。救いたいのに救えないジレンマを抱えながら、それでもみことは日々、救急隊として全力を尽くしていた。

　そんなみことには、誰にも言えない秘密があった。それは、一つ屋根の下に暮らす義姉の沙羅（菜々緒）を愛してしまったこと。その想いは、おさえようとしても日に日に募るばかりだった。

　そしてみことはある日、沙羅の運命を知ってしまい･･･。

　「生」と「死」と向き合う救命士・みことと、悲しい運命を背負う沙羅の、純粋すぎる禁断のラブストーリー。

出演者

花巻みこと　福士蒼汰
花巻沙羅　菜々緒
花巻藍　横浜流星
磯辺健太　西村元貴
上田祐樹 　伊藤あさひ
阿部志乃　関水渚
遠藤琴　鈴木ゆうか
花巻理津 　麻生祐未
江上良平　三浦誠己
高木静香　西尾まり
原田治　橋本じゅん
花巻廉　 桐谷健太

番組概要

金曜ドラマ『４分間のマリーゴールド』
[放送日時]１０月１１日（金）スタート　
よる１０時～１１時０９分（※初回１５分拡大　通常回は、よる１０時～１０時５４分）
[スタッフ]
製作　共同テレビ　ＴＢＳ
原作　キリエ「4分間のマリーゴールド」（小学館ビッグスピリッツコミックス刊）
脚本　櫻井剛（『マルモのおきて』（ＣＸ）『ビギナーズ！』『表参道高校合唱部！』）
プロデューサー　橋本芙美（『メゾン・ド・ポリス』『マルモのおきて』（ＣＸ）『フリーター、家を買う。』（ＣＸ））
演出　河野圭太（『僕らは奇跡でできている』（ＫＴＶ）『マルモのおきて』（ＣＸ）『古畑任三郎』（ＣＸ））