阿部寛、日台共同製作映画で主演 菜々緒と初共演「⾮常に刺激的」
映画『キャンドルスティック』
阿部寛主演、⽇本×台湾共同製作による映画『キャンドルスティック』が7⽉4⽇に公開されることが決まった。本作には菜々緒も出演。阿部と菜々緒は初共演となる。阿部は「菜々緒さんとの初共演も⾮常に刺激的」とコメントを寄せている。
⽇本・台湾・イラン・ハワイと4カ国 6 都市を舞台に、元天才ホワイトハッカー・野原(阿部寛)を主⼈公に、「⾦融市場の番⼈」である難攻不落の AI を騙し、FX 市場で⼤⾦を⼿に⼊れることを⽬論む、というスリリングなマネーサスペンス。
主演は、阿部寛。本作では、罠にはめられ、すべてを失った元・天才ホワイトハッカーで“AI を騙す”計画の発案者、野原を演じる。
また、FXトレーダーで、野原にも⾃分と同じ共感覚を感じ、計画をサポートする杏⼦を菜々緒が、杏⼦の元夫で数学者の功を津⽥健次郎が演じる。
また、舞台の⼀つとなる台湾からは、映画『瀑布』(19)で台湾のアカデミー賞と⾔われる⾦⾺奨で主演⼥優賞を獲得した台湾を代表する⼥優アリッサ・チアが台湾の⼤企業の幹部リンネを務める。
更に、『本⽇公休』など多数の映画に出演し、『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』(19)で役所広司とも共演経験のあるリン・ボーホンが台湾の若き経営者リーを演じる。
ほか、サヘル・ローズ、YOUNG DAIS、マフティ・ホセイン・シルディ、デイヴィッド・リッジスら国際⾊豊かな⾯々が参加している。
監督は、GUCCI や UNIQLO などの広告映像ディレクションや MV などの監督を務める⽶倉強太。本作が映画初監督作となる。⽶倉は元「MENʼS NON-NO」専属モデルで、阿部寛とは先輩後輩という縁も。原作は川村徹彦による「損切り:FX シミュレーション・サクセス・ストーリー」。⾦融関係の⼩の映画化という異⾊の作品となった。
タイトルの『キャンドルスティック』は株取引などを⾏う⼈にはおなじみの「ローソク⾜」のこと。撮影は⽇本・台湾・イランで昨年5⽉から9⽉まで⾏われた。
本作の撮影にあたり、阿部寛は「今回のお話が頂いた際、⽶倉強太という新進気鋭の監督、そして同じメンズノンノの後輩にもあたる、才能ある⽅と⼀緒にやりたい、そして⾃分の世界をまた新しく広げたいという気持ちがあり、チャレンジしてみました。作品の完成が楽しみです」と語る。
また、本作が映画初監督となる⽶倉強太からも「阿部寛さん演じる野原を中⼼に巻き起こる台⾵は⽇本を⾶び越えネットワークを通じて世界中に広がっていく。次々と現れる⼈物と刻⼀刻と変化する⼈間模様を楽しんで頂けると思います」とコメント。
今回解禁となった特報では、世界4カ国 6 都市を舞台に、たった7⽇間でAIを騙して⼤⾦を⼿に⼊れる⾯々が映し出される。近年、刑事役や医者など、“善”側の役柄が多かった阿部が⾃分を罠にはめた相⼿に復讐の意味も込めつつ⼤⾦をかっさらおうとする、知的で軽快な悪⼈を演じる。
阿部寛:コメント
今回のお話を頂いた際、ちょうど新たな挑戦を求めていた時期でした。同じメンズノンノ出⾝の⽶倉監督という才能ある映像作家とご⼀緒できると知り、⼤変興味を惹かれました。 本作は、⽇本、台湾、イラン、ハワイの4カ国を舞台に展開するスケールの⼤きなサスペンスです。国際⾊豊かなキャストとともに、国境を超えた物語の奥⾏きを体感しながら撮影に臨みました。 菜々緒さんとの初共演も⾮常に刺激的で、監督が描く「ネットワークが⽣む新たな世界観」の中で、どのように物語が紡がれていくのか、撮影を重ねるごとに期待が⾼まりました。完成を楽しみにしていますし、ぜひ多くの⽅にご覧いただきたいと思います。
⽶倉強太(監督)コメント
⼆年前の深夜にプロデューサーの⼩椋悟さんから、⽇本、台湾、イランの 3 カ国共同制作の作品を作らないか?と突然の電話を頂いた事から始まった僕の初めての⻑編監督作品。⽇本映画を代表するプロデューサーの⽅々、そしてメンズノンノの⼤先輩(先輩と呼ぶのも気が引けてしまいます)阿部寛さんを中⼼とした 3 カ国の俳優の⽅々の⼒をお借りして、3 カ国を駆け抜ける素晴らしい映画が完成しました。
阿部寛さん演じる野原を中⼼に巻き起こる台⾵は⽇本を⾶び越えネットワークを通じて世界中に広がっていく。
次々と現れる⼈物と刻⼀刻と変化する⼈間模様を楽しんで頂けると思います。
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