尾崎豊 (C)2019「尾崎豊を探して」製作委員会

 尾崎豊のデビュー当時から二十代前半のライブ映像で構成された『尾崎豊を探して』が、「ライブ・ビューイング・プレミアム」として2020年1月全国公開が決定した。これにあわせて、本編から厳選された映像とポスタービジュアル、場面スチール、そして本作プロデューサーのコメントが発表された。

 人がつくりあげたルールの中で生きていく苦悩を歌に託し、優しさとは何か、愛するとは何かを求め続け、わずか26歳の若さで夭折した尾崎豊。『卒業』『I LOVE YOU』『シェリー』『15の夜』、いまもって宝石のような輝きを放つ尾崎の歌は何を伝えようとしていたのか。新宿ルイードの初ライブにさかのぼり、地方公演、ニューヨーク、大阪球場、国立代々木競技場、そしてなにげない日常まで、400時間にも及ぶ映像記録から断片をひろい集め、糸をつむぐようにより合わせた「尾崎豊を探す旅」。映像作家・佐藤輝の執念に突き動かされた編集作業を経て、初めて陽の目をみるありのままの尾崎豊がここにいる。

 音楽プロデューサー・須藤晃は「泣きながら『卒業』を歌う尾崎の映像を初めて見た。そこに彼の隠しきれない秘密を見た気がした。彼を追いかけているだけの時間だった気がする。絶対に追いつかない、捕まえようとするとふっと消えてしまうような。彼の言おうとすることを作品に落とし込むことだけに必死だった。正体を見たことはなかったんじゃないかと不安になったことが何度もある」とコメントしている。

「尾崎豊を探して」 (C)2019「尾崎豊を探して」製作委員会

『尾崎豊を探して』

監督・撮影・編集:佐藤輝 プロデュース:須藤晃/御領博/福田信 
制作:テル・ディレクターズ・ファミリィ 制作協力:アイソトープ/カリントファクトリー
製作:『尾崎豊を探して』製作委員会(ライブ・ビューイング・ジャパン/マザーエンタープライズ/ソニー・ミュージックレーベルズ/東京テアトル/グランドマザーミュージックビジョン/KDDI)
配給:東京テアトル/ライブ・ビューイング・ジャパン  
タイトル&キャッチコピー:日暮真三 ポスターデザイン:十河岳男
2019年/カラー/16:9/STEREO/95分/DCP  PG12 (C)2019「尾崎豊を探して」製作委員会
公式HP ozakisagashite.jp 公式twitter @official_ozaki   公式facebook @ozakisagashite

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