Dream Ami「常に新しい扉を開けていきたい」歌手として挑戦していく姿勢
INTERVIEW

Dream Ami

「常に新しい扉を開けていきたい」歌手として挑戦していく姿勢


記者:桂泉晴名

撮影:

掲載:19年09月17日

読了時間:約10分

恋愛の相談はする方ではなく受けるタイプ

Dream Ami

――ちなみにAmiさんは自分ひとりで悩む時間よりも、人に相談したり、次のアクションに移すのが早いですか?
 
 私はすぐに人に相談して、一人では抱え込まないです。人に話すことによって、自分の気持ちも整理できるし、「あ、そうか」と今の状況を冷静に見つめ直したり…。恋に限らず、私はなんでも人に相談するのは早い方だと思います。

――相談する相手は大事ですよね。どういう人に相談しますか?

 やはり感覚が似ている人に、その都度聞いてもらっている気がします。私はDreamのAyaちゃんととても仲がいいですが、恋愛観はまったく違うんです。Ayaちゃんの恋愛観は私にはわからないし、私の恋愛観はAyaちゃんにはわからないので、実は恋愛のことはあまり相談しなかったりするんです。どちらかというと恋愛は報告です(笑)。恋愛は恋愛で、自分の恋愛観に近い人に話しますね。でも、仕事のことはAyaちゃんに相談します。

――確かにすべての感覚が一緒の人は、世の中そんなにいないですしね。

 あと、「背中を押してくれるそうな人」を、知らない間に相談する相手として選んでいる気がします。

――いろいろな面で相談できる人がいるということ自体、素敵ですよね。

 周りの人にすごく恵まれているなと思うし、本当にいろいろな人が自分の周りにいると思います。

――Amiさんが恋愛を相談するのは、どういうタイプの人ですか?

 じっくり私の話を聞いてくれるタイプの人です。「こうしたら? ああしたらいいんじゃない?」とあまり言わない人に話を聞いてもらうことが多いです。アドバイスをもらうこともあるけど、結局はすべて自分で決めちゃいます。恋愛に関しては共感して「いいんじゃない?」といつも肯定してくれる人に相談しますね。

 でも仕事だと、あえて逆の意見も聞きたいと思うので、必ずしも肯定してくれる人に相談はしないです。「自分と違う感覚を持ってそう」といった人に相談します。恋愛は自分でやりたいんですよね(笑)。

――今、お話を伺っていて、以前Amiさんにインタビューした際に、「もし好きな人がいたら周りの人にちゃんと言います。その方が逆に協力してもらえますよね」と言われたことを思い出しました。

 私の周りは恋バナが好きな子も多いから、一緒に楽しんでもらえるんですよ。逆に自分も友だちの恋愛を一緒に楽しんだりもします。そうこうしていると、たぶん友情関係も深くなっていける気がするし、それで恋がうまくいったりして。

――友情も深まるわけですね。

 女の子は特に恋バナで深くなっていく気がするんです。恋バナができない相手とは、浅い付き合いで止まっていくんじゃないかな、と思っているところもあります。

――ちなみに、今まで友だちから言われたアドバイスで、グッときたものはありますか?

 実はアドバイスされるより、自分がアドバイスする方が多いです。

――相談される方が多い?

 私の周りは本当の気持ちを言えなくて、自分からいけない人がすごく多いんです。私は真逆で気を遣って言わないということがあまりなくて、思ったことは全部言うし、「もっとこうしてよ」と自分がやってほしいことも、ためらいなく言えるんですよ。でも大人になると特にですけれど、「本当はこうしてほしいんだけど、何か言えなくて」という人が増えてきていて、だから私はそう言っている人の背中を押すことが多いです。「そんな猫かぶっていたって意味ないじゃない?」「自分がそう思っているんだったら、いつまでも本当の自分を隠して偽っていても、限界が来ない?」といった感じで話します。

――アドバイスをしてほしい人がAmiさんに頼るんでしょうね。

 たぶん一歩踏み出せない人が、「どうやったらそうやって言えるの?」と相談してくれることが多いかもしれないです(笑)。

――「恋のつぼみ」の主人公は、アドバイスを言ってあげたいタイプなのでは?

 でも結構、この人は自分の気持ちを素直に言っていると思うんです。この曲は、告白みたいな、最終ゴールに近いところだと考えました。

――態度では見せている?

 私は見せていると解釈しています。本当に恋愛の一番いいとき、みたいな感じでしょうね。

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