鈴木愛理が4日、自身初の単独ホールツアー『鈴木愛理 LIVE 2019 Escape』のファイナル公演を大阪・フェスティバルホールで開催。メドレーを含む全20曲を披露し、5月の静岡公演からスタートした全国ツアーを笑顔で完走。2020年4月に横浜アリーナで単独公演をおこなうことを発表した。

 昨年6月に1stアルバムをリリースし、「15年目の新人ソロシンガー」として活動を再開させた鈴木。ソロデビュー2年目を迎えた今夏、『テレ東音楽祭』(テレビ東京系)、『音楽の日』(TBS系)で新曲を披露。8月12日には大型ロックフェス『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019』への出演も控えるなど、勢いに乗る。

 今回のツアーテーマは「Escape」。9月4日に発売される1st シングル『Escape』がテーマソングとなっており、その曲から公演はスタートした。

鈴木愛理

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 バックダンサーを従えて、クールなパフォーマンスで魅了した「AiRi」(=鈴木愛理)は、満月の夜に訪れた街でライブをおこない、盛り上がりすぎた観客の腕を筋肉痛にさせてしまうという理由で指名手配され、彼女を捕らえようとする様々な人物などから逃げる(=Escape)という設定。

 プロジェクションマッピングの映像なども駆使しながら展開されるストーリー仕立てのステージは、ライブというよりミュージカルのよう。時にはスナイパーに狙われながらも、全く動じずに圧倒的なボーカルで歌い続ける彼女に、観客は釘付け。変装をして現れるため、衣装も目まぐるしくチェンジさせ、写真撮影OKタイムも設けるなど、ファンサービスも満点だ。

 MCなしで約90分18曲の本編が終了。“Escape”した鈴木はアンコールで、℃-ute時代の人気曲をメドレーで披露し、会場を沸かせた後、MCへ。

鈴木愛理

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 1stシングル『Escape』が9月4日に発売され、今夜その特設サイトが開設されることと、レギュラー出演中のドラマ『Iターン』(テレビ東京系)が放送中であることを告知した後、12月21日にZepp Tokyo、12月24日にZepp Namba、12月25日にZepp Nagoyaでライブを開催することを発表。

 更に、「鈴木愛理、来年の4月21日に横浜アリーナでライブします!」と発表すると、会場は歓喜の渦に包まれた。

 「2020年ということでオリンピックイヤーにさせていただきます。私もまだ実感が湧いていないんですけど、横浜アリーナといえば、私からすると、Buono!のラストライブをやった場所という思い出が大きいので、そこに一人で立つということは、ちょっと待って! という感じなんですけど(笑)、また皆さんと素晴らしい時間を過ごしたいと思いますので、ぜひ遊びに来て下さい!」と呼びかけた。

鈴木愛理

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 そして、観客からの質問に答えるなど、約25分間のフリートークを楽しんだ後、「今回のツアーも、自分のやりたいこと、表現したいことを出来たかなと思います。また年末のライブしかり、横浜アリーナしかり、皆さんが笑顔になれるようなエンターテインメントが出来たらいいなと思っていますので、これからも鈴木愛理の歴史を作っていくお手伝いをしていただけたら嬉しいなと思います!」と挨拶。

 最後は『ハナウタ』を大合唱し、幕を閉じた。

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