フェアリーズ「また一つ成長できた」それぞれの経験が音楽にもたらしたもの
INTERVIEW

フェアリーズ「また一つ成長できた」それぞれの経験が音楽にもたらしたもの


記者:村上順一

撮影:

掲載:19年07月26日

読了時間:約12分

メトロステップのコツとは

フェアリーズ

――ツアーで新しい一面が一足早く見れるわけですね。さて、「Metropolis~メトロポリス~」のダンスが格好良いのですが、これはお客さんと一緒にやるんですか?

林田真尋 皆さんとやっています。サビの手の振り付けがあるんですけど、そこをパフォーマンス前にレクチャーさせて頂いています。

井上理香子 みんな、覚えるのがすごく早いんです。

伊藤萌々香 教えていないところまで踊ってくれる人もいるんです。

野元 空 サビ以外のところも、けっこうガチで踊っている人も多いんです。ミュージックビデオが上がった翌日には踊れるようになってたりしているので、すごいなと思いました。

――ファンの方のダンススキルも高いんですね。メトロステップと呼んでいるステップは難しそうですけど。

伊藤萌々香 一般的にはチャールストンというステップなんですけど、割とステップの初歩で、ダンスを習い始めると最初にやるんですよ。なので、やってみるとすぐ出来ると思います。

――初歩なんですね。キレイに見せるコツはありますか。

井上理香子 何も考えずにやっていました(笑)。

下村実生 私たちがMVの撮影の時に振り付けの先生に教えて頂いたことは、開いて閉じてというのをしっかり意識しないと雑になってしまうので、そこはポイントかも知れないです。

林田真尋 一本の線をイメージして、それを軸に開いたり閉じたりするとキレイに見えると思います。

――難しそうです…。

野元 空  この前私の母から「チャールストン出来るよ」とLINEが来たんです(笑)。なので、母も出来るので誰でも大丈夫だと思います。

――お母さんすごいですね。さて、歌のポイントはどこにありますか。

野元 空 歌詞は夢を見て上京してきた人の話なんですけど、私たちとリンクするところがけっこうあるんです。私たちは地元がバラバラで夢を持って上京してきて、今フェアリーズとして活動しているというのは重なるところもあるんじゃないかなと思います。

 歌詞の言葉選びもすごく好きで、特に<キャミソールも似合ってきた 背徳感よ>というのが気に入っています。都会に出てきてキャミソールが似合ってきてしまった大人になった自分に対する、背徳感というのがエモいなって。

――歌詞もサウンドもどこかバブルを感じさせる、すごく華やかなイメージもあって、40代の方は、懐かしい感じもあり馴染みがあるなと思いました。

伊藤萌々香 そう言って頂けるファンの方も多いんですよ。

下村実生 CDがリリースされたら、是非歌詞をじっくりと読んで頂きたいです。

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