炎天下のMV、驚異の晴れ女
――タイでの撮影はどうでしたか?
阿部夢梨 スケジュールはいっぱいだったし、タイは雨が降りやすい場所で、しかも雨期。1週間すべての日で雨が降る予定だったんですけど、ミラクルが起きまして、1日も撮影で雨が降らなかったんですよ! 撮影地の周りの地域では豪雨だったらしいんですけど、私たちの所だけ雨が降らなくて。
――稀に見る晴れ女ですね! 撮影では一日中踊っていたのですか?
渡邉幸愛 早朝と夕方に分けて、暑過ぎない時間に撮影しました。
――前半は炎天下の砂浜で踊っています。暑さで大変だったのではないかと思いますが。
金澤有希 暑かったというのもそうですし、砂浜を裸足で踊るということも初体験。晴れていたのは良いけど、そのおかげで砂浜がすごく熱くて。そういう面でも大変な思いをしました。
阿部夢梨 砂浜で1曲丸々踊ったら、皆もめちゃくちゃ汗かくし、すごく疲れるので、1回日陰に行って休憩を取るんですよ。でも日なたには戻りたくなくて…。戻らないと時間も押すから、スタッフさんも心配して…だからそれを察した有希さんが率先して日なたへ走って「みんな、早く〜!」って。それでみんなも出ていく、そういうのを何度も繰り返していて。最終的に監督が「ハイ、有希さん出てくださ〜い!」みたいな感じになって(笑)。あのときはありがたかったなと。
――さすがですね! そのMVではプールサイドやソロ、グループショットのシーンもありました。これは踊っている合間に撮った?
阿部夢梨 あれは別日でしたね。前の日でした。最後の撮影がダンスだったんです。
石橋蛍 あまく見ていた日ですね(笑)。
阿部夢梨 グループショットはダンスの合間だったかもしれないですね。
――人魚にもなっていましたね。
金澤有希 あれ、本当はお蔵入りになるんじゃないかと思っていまして。ダンスシーンとかプールのシーンは朝方の気温が上がらない時間帯にセッティングしていたんですけど、私たちのときはけっこうてんてん照りのときで。直射日光ガンガンで、日陰のないところで2人が砂浜で座って上を見なければいけなくて。太陽を見つめるのと同じくらいの眩しさと暑さで…。
坂林佳奈 砂が白いから下からの照り返しもあったよね!
金澤有希 それだけでもヤバいと思ったんですけど、更に白い反射板みたいなのを顔に当てて、もう目が開かなくて。佳奈ちゃんはもともと開く方なんですけど、私は全く開かずで「もうこれお蔵入りになるんじゃないかな…」って不安だったんですけど、横を向いて笑い合っているシーンが採用されていました!
坂林佳奈 あのときは本当に焦げるかと思いました。
――ハードな撮影だったんですね。石橋さんはアップの笑顔が素敵でしたが。
石橋蛍 私はアイドル活動を3年くらいやっているんですけど、撮影はいまだに慣れていなくてカメラを向けられたときの表情が難しい。でも今回のタイでは自然に笑みがこぼれるくらいで。環境も良かったしスタッフさんもみんな優しかったし。テンション的にもすごく上がっていたんです。見返したときに「あのとき楽しかったな」という感情を思い出すくらい楽しかったですね。その楽しさが笑顔に表れていると思います!
――辛かったけど楽しかった?
石橋蛍 踊りはやっぱり覚悟している部分は少しあって。「あと何回踊る」とかを考えたら「つらい」という気持ちが出て来て笑顔で踊れないので、「ここはライブ会場だ」というくらいの勢いでやりました。
――その振付は「わがまま GiRLS ROAD」や「コングラCHUレーション!!!!」で担当されたCRE8BOY(クリエイトボーイ)さんが今回もおこなっていますね。数多くのアイドルで振付を担当されている方ですよね?
石橋蛍 3作連続でCRE8BOYさんに作って頂いています。大きくてわかりやすい振付でもあるので、最初お披露目したときから、ファンの方が踊ってくださったときは「夏が始まるな!」という気がして、すごく嬉しかったです。
――阿部さんは色んな表情が出ていますよね。
阿部夢梨 ありがとうございます! これもCRE8BOYさんとお話したんですけど、最初のフレーズのときは私がアップで映っています。歌詞を読んで頂いたらわかると思うんですけど、主人公は初めての恋をしていて、しかも全然恋についてわからない女の子。でも、撮影がどんどん進んでいくと、疲れや慣れ感が出てきちゃって。常に自分が初恋をしている女の子だと思ってダンスしていました。

















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