Do As Infinity「一緒に歳を重ねた曲」新たな装いで20年の活動振り返る
INTERVIEW

Do As Infinity「一緒に歳を重ねた曲」新たな装いで20年の活動振り返る


記者:平吉賢治

撮影:

掲載:19年06月06日

読了時間:約10分

「いい曲だね!」という素直な反応

伴都美子

――11曲目にはボーナストラックとして、お二人が書き下ろした楽曲「小さなヒーロー」が新曲として収録されていますね。

大渡亮 今、伴が熊本で生活しておりまして、その流れで熊本朝日放送さんによく出させてもらっています。そのコーナーで僕らの曲を使って頂いているんです。TV番組『くまわパワJ』内コーナー「がんばれ!小さなヒーロー」のリニューアルの際に、書き下ろしで曲を作ってくれないかと打診があって、それを形にした曲なんです。今作のテイストとはちょっと異なるのですがボーナストラックとして収録しようと。最近の活動感も示唆できるということで入れてあるんです。

 その番組は小さい子供達がお母さんにおつかいを頼まれて「行きたくない」と言いながらも行くというもので、。そこに寄り添う形で曲を作り、歌詞を書こうという流れになりました。

伴都美子 実際に番組で園児と戯れるロケもあったりして。それでイメージを膨らませながら書きました。実際私も子育てをしていますし、日常も織り込みながら仕上げたという感じですね。

――お子さんはDo As Infinityの楽曲を聴いたりするのでしょうか?

伴都美子 この曲、「小さなヒーロー」歌いますよ。

大渡亮 本当に!? 

伴都美子 「いい曲だね!」って言ってたよ(笑)。

大渡亮 ありがとう! 令和イチ嬉しいね(笑)。そんなこと言うんだ。俺の前だと借りてきた猫みたいになっちゃのに。

伴都美子 緊張してるんだよ!

――お子さんが「いい」って言うことは本当に良い曲ですよね。

大渡亮 そうですよね。嬉しいです。まあ、ママが歌っているというのもあるとは思うんですけど。

伴都美子 そうだということをもう認識していますね。

――「大人になったあなたへ、もう一度届けたい。」というコンセプトは、10代の頃にDo As Infinityの音楽に出会った方々にはピッタリですね。

大渡亮

大渡亮 そうかもしれません。30代前半から40代前半くらいの方々が一番僕らの曲を聴いてくれた世代なのかなと思いまして。一緒に歳をとるというか、「曲も一緒に歳をとってきて」という。それで新たな装いのものをこの機会にもう一回楽しんでいただけたらなという流れですね。

――DVD、Blu-rayには『Do As Infinity LIVE TOUR 2018 -ALIVE-』のライブ映像が収録されていますね。

大渡亮 そうですね。東京の国際フォーラム公演の映像ですね。『ALIVE』というアルバムのツアーで、新しいことをまた示唆できたんじゃないかなと思っていて、新しい作家さんとまたタッグを組んで、新しい流れなんだけど自分達らしい作品が出せたというか、なかなか貴重な経験をさせてもらって。それもこの機会にという感じですね。

――『ALIVE』の前には『2 of Us』とアコースティック・ツアーがあって、その後にはB-sideベストアルバム『Do The B-side 2』があってと、さまざまなアプローチがありますね。

大渡亮 そうです。『Do The B-side 2』を配信限定で出しておりまして、B面に更に良曲があるからそれを紹介しようかという感じで。 B-sideというアイテムを相当昔に出したきりだったのでという企画でした。

――今年で20周年を迎え改めて、今後の活動について読者のみなさんにメッセージをお願いします。

大渡亮 本当に充実した20年ではありましたが、周りに流されず地に足をつけ、今後も活動していきたいと思っております。ひとつ皆さまのご助力をお待ちしております。

伴都美子 この一枚を聴いて今の私達の雰囲気を感じてもらえたり、またライブに行ってみようかなと思ってくれたら嬉しいですね。私達は相変わらずやっておりますので。今作を是非お手に取って頂けたら嬉しいです。

(おわり)

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