COLOR CREATION「人生のサプリメント」どんな時も助けになるカラフルな音楽
INTERVIEW

COLOR CREATION「人生のサプリメント」どんな時も助けになるカラフルな音楽


記者:村上順一

撮影:

掲載:19年05月22日

読了時間:約15分

新曲についてそれぞれが語る

COLOR CREATION

――さて、新曲がちょうどあと5曲あるので、お一人ずつお聞きしてもいいですか。

KAZ 僕は「Happy Days!」が気に入っています。JUNPEIが作詞した曲で、既にリリイベでこの曲は披露させて頂いていています。歌詞にもカラクリらしさが沢山詰まっていて、ライブで一緒にいる人たちと歌うことによって、より歌詞が染みると思いました。みんなでダブルピースをする振りつけもあって、涙が出るくらい良い曲に仕上がりましたね。普段家で聴くのも良いですが、ライブでより良さが伝わる一曲です。

JUNPEI 歌詞はすごくスムーズに書けました。ライブの一番最後に似合う曲をイメージしたのと、聴いているだけで自然と笑顔になる曲になれば良いなと考えながら書きました。

KAZ <きっと また会おうよ>という約束や、<いつも ここに 僕らはいるから>という歌詞がグッときます。

TAKUYA そこの歌詞は本当にうるっとします。

――では、続いてTAKUYAさんはどの曲を?

TAKUYA 僕は「Sunshine」です。この曲は特に音にこだわりました。コーラスのバランスや、自分じゃないパートでもハイの成分を弄ったり細かく調整しました。ソカのリズムで「Summer Love」の強化版といったイメージもあります。ライブでも1番盛り上がるんじゃないかなと思える1曲に仕上がりました。歌詞に<雨男 so come on come on 晴れ女>といったフレーズもあるんですけど、外は雨でもファンの方達と一緒に作る空間、雰囲気は晴々したまさにSunshineという空間を作って行けるような楽曲に仕上がりました。

 ソカ(トリニダード・トバゴ発祥のポピュラー音楽)なんですけど、歌詞が夏にフォーカスしていないというのも特徴で、オールシーズン歌えるんです。ライブでの伸びしろをものすごく感じさせてくれる1曲になったと思います。

RIOSKE この曲を初めて聴いた時、タクちゃんの曲だと思いました。

KAZ 雨男だけどね(笑)。先ほどのMV撮影の話もそうですが、僕らデビューイベントも雨だったり、多くの外ロケでも雨でした。でもそれを逆手に取って盛り上がれる歌詞になっています。

――この曲で払拭させるんですね! さて、JUNPEIさんの推し曲は?

JUNPEI 「love song」です。この曲も僕が歌詞を書きました。カラクリをインディーズ時代から育ててくれている6人目のメンバーと言っても過言ではないスタッフさんがいて、その方が先日ご結婚されたんです。奥さんにもお会いしたことがあって、二人を思い浮かべながら歌詞を書きました。サビで<永遠じゃなくても 運命じゃなくても それでも君が僕の全てさ>とあるのですが、何が正解かはわからないけど君は僕の全てなんだという真っ直ぐな思いを表現しました。あと<今日もありふれたmorning 太陽差した日曜日 そっと入れてくれたコーヒー>も韻にこだわったので、注目して頂けたら嬉しいです。

――ウェディングソングなんですね。そのスタッフの方からは、どのような感想をもらいました?

JUNPEI 普通に「ありがとう」といった感じだったんですけど、絶対、内心はもっと喜んでくれていると思います(笑)。今度結婚式にも出席するのですが、そこで歌うかもしれないですね。

――いいですね! さて、続いてはYUUTOさん。

YUUTO 僕は1曲目に収録された「Movin’On」です。僕らのライブはいつも「Odds & Ends」を1曲目に持ってきていたんですけど、それに変わるライブの火付け役みたいな曲が出来たなと思っていて、とにかく格好良い曲で、1曲目はこれしかないという感じでした。あと、この曲で僕とJUNPEIがラップに挑戦していて、新しい自分の一面が見えました。

――ラップはまた感覚が変わりますよね?

YUUTO そうですね。でも、僕はAK-69さんが好きでラップをやっていたので、割とスムーズに出来たと思います。部屋を暗くして雰囲気を作ってレコーディングに臨みました。

JUNPEI 僕はラップをやったことがなかったので苦労しました。僕の場合、格好つけてラップをするよりも、ナチュラルな感じでやった方が合うんだなということに気づきました。僕も新しい自分の一面が見れた良い経験になりました。

――この曲は、私の中ではちょっと懐かしい感じもあるんです。

RIOSKE わかります。あと、この曲は展開が面白くて、サビでこうなるのか!と初めて聴いた時に驚きました。

TAKUYA 攻めた一曲でもあります。

KAZ 出来た時に4thシングル候補にもなったぐらい僕らも気に入った曲でした。あと、「Sunshine」も夏にリリースしても良いなあとか、それぐらい新曲が良くて。

――良い意味でカラクリらしくない曲かも知れないですけど、インパクトがありますよね。最後はRIOSKEさんの推し曲は?

RIOSKE 僕は「Smile」です。日々過ごしていく中で、人と比べたりして、ストレスや疲れとかも皆さんあると思います。でも、人生ってそんなに悪くないよっていうメッセージを込めたポジティブな曲で、すごく大好きな曲です。この曲を聴いたら、ちょっとした小さな幸せも気づける、小さな事でも幸せを感じることが出来る、人生が明るくなる1曲になったと思います。この曲は僕が書いた歌詞をベースに、みんなの意見を取り入れて完成しました。<好きだから>という言葉もカラクリでは初めて使いました。周りを気にせず自分らしく生きて欲しいというメッセージもあるんです。

――自分らしく生きるというのはすごく重要ですよね。RIOSKEさんは出来ていますか?

RIOSKE 僕は出来ていると思います。昔は自分がハーフだからこうしなくちゃいけないとかあったんですけど、今は自分がやりたいようにやれています。この曲は自分自身に言い聞かせている面もあると思うんです。

――歌詞にもある<凸凹道が続いても 思うほど人生悪くない>というように考えられたら素晴らしいなと思いました。あと、バックトラックも敢えてシンプルにされていて、皆さんの歌を際立たせているのも印象的でした。

KAZ シングル曲も含めて全体的に90年代のUKテイストを感じさせるトラックに、日本語で歌詞が伝わるようにというところを、上手く融合出来た作品になっていると思います。それがカラクリらしさにも繋がっていると思います。

――皆さんが生まれた年代の音楽ということもあり、関連性がありますよね。さて、最後にMusicVoice恒例の、今のカラクリを四文字熟語で表現したら?

KAZ 四文字熟語ではないんですけど、RIOSKEが最初に話した「人生のサプリメント」は今の僕らに合う気がしています。あと、今のカラクリは「森羅万象」を目指して頑張っていきます!

(おわり)

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