COLOR CREATION「人生のサプリメント」どんな時も助けになるカラフルな音楽
INTERVIEW

COLOR CREATION「人生のサプリメント」どんな時も助けになるカラフルな音楽


記者:村上順一

撮影:

掲載:19年05月22日

読了時間:約15分

 5人組男性ボーカルグループのCOLOR CREATION(カラクリ)が5月22日、1stフルアルバム『FIRST PALETTE』をリリースする。昨年のメジャーデビューから1年、「自分達の歌声で、聴く人達の人生に彩りを!」をテーマにシングル3枚、リリイベや東名阪ワンマンライブなど精力的な活動で着実に人気を獲得して来た。『FIRST PALETTE』は彼らの活動を総括したような、カラフルでチャレンジが詰まった楽曲で充実した1枚となった。インタビューでは、アルバムに収録された新曲の制作背景、リード曲「Butterfly」のMV撮影のエピソードなど5人に話を聞いた。【取材=村上順一/撮影=片山 拓】

「FIRST PALETTE」は人生のサプリメント

――RIOSKEさんは、4月4日に誕生日を迎えて24歳になったそうですね。おめでとうございます。もうすぐ新元号の令和にもなりますけど、心境はいかがですか。(※取材日は4月中旬)

RIOSKE ありがとうございます。今のところ歳を重ねたことに関しては実感はないですね。令和は言葉の意味合いが素敵で、これからの若者にピッタリだなと感じています。

RIOSKE

KAZ グループの平均年齢が上がってしまったという実感はありますね(笑)。平成を生きてきた僕らなので、それが終わってしまうというのは寂しいですけど、でも、僕らの年代だと令和が「僕らの時代」と呼べる日も来るのかなと思っていて、楽しみでもあります。

KAZ

――確かに皆さんが牽引していく時代だと思います。さて、令和に突入し、デビュー1周年というタイミングでフルアルバム『FIRST PALETTE』がリリースされます。

KAZ メジャーデビューしてリリースした3枚のシングルと、インディーズ時代の曲も入っているんですけど、さらに次の展望を見せられる新曲6曲を加えた、今のカラクリの全てが詰まった1枚になりました。

TAKUYA 詰まったスケジュールの中で新曲6曲を約2週間ぐらいで録らなければいけなかったので、最初はちゃんとこだわりも反映して出来るのかなと不安もありました。RIOSKEが体調を崩して、レコーディングスケジュールを飛ばしてしまったりもしたので…。でも、完成してみたら新曲も「シングルで出したい!」と思えるクオリティで出来たので、新しいカラクリを楽しんでいただきたいですね!

TAKUYA

JUNPEI 聴いてくれる人の人生を彩りたいという事で、「CANVAS」の白から始まって、「I’m Here/Blue Star」の青、「Let it snow ~会いたくて~」の赤と3色と揃って、そして、アルバムでどんな場面にでも彩れるくらいバラエティに富んだ作品になりました。この1枚で春夏秋冬「何でも来い!」って感じです。

JUNPEI

YUUTO シンプルに“神アルバム”が出来たなと思っています。自分達がやりたかった音楽がこの1枚に詰まっていて、サウンドだけではなく、歌詞にもしっかり意味があって、僕らを知らない人でも、音を聴いてもらえたら手にとって頂く自信のある1枚になりました。

YUUTO

RIOSKE 僕がこのアルバムのサブタイトルを付けるとしたら「人生のサプリメント」です。どのシチュエーションでも助けてくれる曲たちが揃っているなと思っています。あと、この1年間でこんなにも幅広い曲を出せるようになったというのは、凄いなと自分でも感じています。

――先ほど体調を崩されたと聞きましたが、どうされたんですか。

RIOSKE アルバムのリリースイベントが始まる直前ぐらいに、40度ぐらい熱が出て、咳も出てしまって声も出なくて…。僕は歌しか出来ないし、メンバーにも迷惑を掛けてしまってどうしたら良いのかわからなくなって。ちょうど「Sunshine」のレコーディングの時に風邪を引いてしまったので、2回もレコーディングを飛ばすことになってしまって。それもあって「Sunshine」は思い入れの強い1曲になりました。

KAZ RIOSKEは特に誰よりも健康面に気をつけていたので、今回のような事が今までなかなか無かったからこそ、責任感を感じてしまっていたみたいです。

JUNPEI でもその困難があって、よりメンバーの絆が深まったと思っています。僕も2ndシングルの時に体調を崩してしまって迷惑を掛けて、メンバーの為にも頑張ろうという気持ちがより芽生えたので。

――何かあるとより絆は深まりますよね。さて、リード曲の「Butterfly」はMVも撮影されていて、ドローンを使用した壮大な作品に仕上がりました。撮影場所はどこなんですか。

KAZ 気になりますよね。アジアなんですけど“キャナガワ”の“ジョウガシマ”というところです(笑)。僕らも初めて行ったんですけど、あんな壮大な映像になるとは想像出来ていませんでした。ティザーを公開した時に、観てくれた方々もCGだと思ったみたいなんです。

TAKUYA この撮影がまた大変で、撮影前日がゴスペラーズさんのトリビュートライブで、終わってから次の日の午前2時集合でロケ地に向かったんです。2時間掛けて現場に着いてメイクをしたら、土砂降りになっちゃいまして。というのも僕が雨男というのも大きいんですけど(笑)。雨が止む気配もなかったので、先にスタジオの撮影からやろうとなって、東京に戻りました。

RIOSKE 岩場でメイクをしに行っただけで、また2時間掛けて東京に戻ることになってしまって。せっかく夜中2時に集合したのに…。

TAKUYA 雨も止んで再びロケ地に向かったら、ちょうど日没ですごく良い雰囲気で。雨で岩場の水溜りがまた、良い反射をしてくれて良い映像が撮れたので結果オーライでした。

JUNPEI もう意識も飛びそうで、満身創痍の感じが良い表情にもなったんじゃないかなと思います。

KAZ 30時間以上、稼働していたので。

YUUTO 「I’m Here/Blue Star」の時も過酷でしたけど、それを今回超えました。

KAZ  大変でしたけど、楽しかったエピソードとして、今回、みんなでカプセルホテルの銭湯にいったんです。5人でお風呂に入ったのは初めてだったので、僕ら青春しているなと思いました(笑)。

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