5人組グループ・嵐が27日、公式ファンサイトで2020年をもって活動休止することを発表。突然の知らせにネット上のファンは騒然となっている。

 同日、公式ファンクラブにメッセージ動画がアップされた。リーダーの大野智は「2017年6月中旬、僕はメンバー4人に集まってもらい自分の気持ちを話しました」と切り出し、「その内容は、2020年をもって自分の嵐としての活動は終えたいと」と自らの心境をメンバーに伝えたことを明かした。

 そして、嵐が20周年を迎える2020年を一区切りとし、「5人それぞれの道を歩んでもいいのではないか、また勝手ではありますが、一度何事にも縛られず、自由な生活がしてみたい」との意志を伝えたと話す。

 メンバーそれぞれと話し合いを続け、「2020年をもって嵐を休止させて頂く結論に至りました。メンバー個々の思いもあります、その思いを背負いながら2020年いっぱいまで走り抜きたいと思っています」とし、支えてくれたファンや関係者に感謝し、最後まで活動に邁進したい気持ちを伝えた。

 この突然の報告に、ネット上は騒然としている。ツイッターなどSNS上には続々とコメントが投稿された。

 ツイッター上には「活動休止って 嘘でしょ…」「嘘と言ってくれ…」「ショックすぎる」「活動休止なんて信じられない」などと、驚きや困惑の声が広がった。

 さらに、「小さい頃からの生きがいだったよ…」「嵐のない日々なんて想像できん 」「解散なんて絶対に嫌だ」と活動休止の報告を受け止めきれないファンが相次いでいる状況だ。

 メッセージ動画のなかで、大野が「自分の嵐としての活動は終えたい」と切り出したことについても多くの声が寄せられ、「大野さん疲れてしまったんやな…」「無理してたのかな」とリーダーである大野の抱えた心境をおもんばかる声も続々と寄せられた。

 なかには「大野くんの気持ちを尊重できるメンバーも、言い出せた大野くんも、20年の積み重ねがあったから」との声をはじめ、嵐のこれからにエールを送るコメントも見られているが、その衝撃でファンは動揺を隠しきれない様子となっている。

 メッセージ動画では、メンバーそれぞれが自身の心境を述べている。

 櫻井翔は、話し合いの末、昨年6月頃に「なんとか一つの結論へと着地させることとなりました」とし、1999年のデビュー以来、多くの人に支えられてきたことを述べ、「言葉では伝えきれない溢れんばかりの感謝の想いを、これから時間をかけて伝えて行きたいと思っております」とした。

 相葉雅紀は1人でも欠けては「嵐」として活動することは難しいとし「気持ちの整理をつけるには時間がかかりましたが、今は納得しています! 決して仲が悪くなった訳ではありません。20年目に入り、一人一人との信頼関係や絆は更に強くなっています」と強調した。

 二宮和也は当初、驚き、想像もしていなかったと語る。その上で、「嵐は5人で嵐です。2020年の最後の最後まで嵐らしく過ごして行ける様、これからも5人で頑張っていきます」とし、「僕らはいつまでも嵐です」と締めた。

 松本潤もまた、2020年まで5人で走り抜くことを誓う。そして、このタイミングで発表したことについて、「応援してくれているファンの皆さん、一緒に仕事をさせて頂いている関係者の皆さんに僕たちの決断を理解してもらうには時間がかかる事だと思い、この時期に発表させて頂きました」と説明し、5人で団結して最後まで走るので、ついてきて頂けたら嬉しいです」とした。

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