「99.9%」はメンタルが強い、ロックンロールな男
――2曲目の「99.9%」も華やかなショーを思わせるナンバーです。
谷内伸也 華やかさもありクールさもあって。今までにやっていない、ファンク感だなと思いますね。
鍵本輝 僕は去年出したアルバム『MILESTONE』のリード曲の「Love or Love?」曲の姉妹曲だなと感じていて。メドレーというか、この2曲を並べてライブしたいです。「99.9%」はキャバレーが浮かぶ曲かな。
古屋敬多 音がもうセクシーで。音ってすごいな、と思いますね。夜のあやうい感じとか、恋のかけひきみたいなのも、なんとなくサウンドでにおうというか。
――夜の感じもあるし、光のまぶしさもあります。
古屋敬多 こういうのは結構、演出は作りやすそうですよね。
谷内伸也 展開もしっかりしているので、照明とリンクさせるとすごい気持ちよさそうです。視覚的にも面白いと思います。
――とくに去年のツアーでは照明と演出とのリンクに関してすごくこだわられていましたね。
鍵本輝 イメージが浮かびますよね。去年のツアーをやったからこそ、この音ではこの光だろうな、みたいな。
谷内伸也 去年の経験を経て、次にいきたいですね。
――キーも高いですよね。
谷内伸也 なかなかサビはね。
鍵本輝 ずっとファルセットで。
谷内伸也 一番高いくらい?
鍵本輝 音的には高いんだろうけれど、ファルセットなので、きつくはないかな。
古屋敬多 地声でいくとキツイけれど。コントロールが難しいところをずっと行き来する、みたいな感じではあったんですけれど。
谷内伸也 ジャスティン・ティンバーレイクとかファレル・ウィリアムス的なセクシーかつ高音で、ファルセットでもっていくという感じですね。
古屋敬多 ファルセットはセクシーな歌い方ではあると思うので、すごくぴったりだなと思っています。
――ちなみに3人から見ると、「99.9%」の主人公はどんな人ですか?
鍵本輝 すごいヤツだなと思います。
谷内伸也 メンタルが強い。
鍵本輝 わがままでもあるし。
谷内伸也 すごく自信があるんだろうね。
鍵本輝 それぐらいの男にはなりたいな、と思いますけどね。
古屋敬多 知り合いにいたら、たぶん苦手なタイプですね。あまり近寄らないかな。
谷内伸也 破天荒すね。逆にこういう男性がいたらどう思います?
――メンタルが強いなと思います(笑)。
鍵本輝 こういった着眼点はLeadにはなかったものだったので。これまでいろいろな駆け引きを歌ってきたからこそ、違う駆け引きを歌いたいなと思います。
――強気でいながら、どこか弱さを感じるの詞が男性ならではと思いました。
鍵本輝 それが「99.9%」のうちの0.01%で。こういう生き方僕は好きですけどね。ロックンロールだなあと感じます。