ピアニストの清塚信也が、8月16日に自身初の日本武道館公演をおこなうことが決まった。邦人男性クラシック・ピアニストとしては史上初の日本武道館での単独公演となる。

 清塚は、数々のコンクールで優勝するなどクラシック・ピアニストとしての才のみならず、映画やドラマなど様々な映像作品のサウンドトラックや音楽監督を担当。さらに2013年からは俳優にも活躍している。

 昨年12月には、クラシック・ピアノの名曲を清塚信也ならではの“現代(いま)の”解釈で再現したアルバム『connect』を発売。1月26日の愛知県芸術劇場コンサートホールを皮切りに全国13公演のコンサートツアーも予定されている。

 今回の決定に清塚は以下の通りにコメントを寄せている。

 

◎清塚信也コメント

 音楽の聖地『武道館』で単独公演が出来る事を心より光栄に、そして誇りに思います。しかし、光栄に誇りに思うのと同時に、『音楽はいつどこで奏でても同じ』という思いもあります。相手が1万人だろうが1人だろうが、心を込めて演奏することに変わりはありません。

 未開の地に足を踏み入れる様な、冒険前のワクワク感が今からあります。皆様の人生を彩る代表的なコンサートになれるように、しっかりピアノと相談して臨みたいと思っています。やっぱり、1人とは言わず沢山の方々のご来場お待ちしております。

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 この公演は、武道館改修前のラスト・ライブとなり、その後武道館はオリンピックのため改修工事に入り、2020年9月末までコンサートでの貸し出しはされない予定。そういった意味でも貴重な一夜となることだろう。

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