嵐・二宮和也、的確な演技力 撮影予定よりも1時間早く終了 新CM(コメントあり)
嵐の二宮和也が、ジェーシービーの新テレビCM「寄り道」篇に出演。23日に全国で放送開始する。撮影で二宮は、的確な演技を発揮し、予定よりも1時間早く終了したという。プロデューサーは「二宮さんの演技力で想像以上のものが完成した」と語っている。
新TVCM「寄り道」篇は、腹痛に襲われストレッチャーで運ばれている二宮が、突然“ある事”に気づき、病院を抜け出すという緊張感あふれるシーンから始まる。
痛む腹部を手で押さえ苦悶の表情を浮かべながらも、看護師の制止を振り切り、何かを探して進み続ける二宮。たどり着いたのは、意外にも銀行ATMだった。
苦しみながらも治療費の支払いが気になってしまい、大慌てで現金を用意しようと駆けずり回った二宮に看護師がかけた言葉は「治療費、JCBで払えますよ」のひと言。
これには、JCBのCM出演歴が9年目になる二宮も「そうなの!?」と驚いた表情。腹痛を忘れ、ストレッチャーに乗って病院へ戻ろうとする二宮に、「元気じゃない」と看護師がツッコむなど、コメディータッチで描かれている。
きっと誰もが共感できる!? ピンチに陥った二宮の仰天行動
このCMでは本人役で出演している二宮が、苦しんでいる最中なのに治療後の支払いを心配し、我を忘れて行動に移してしまうユニークな展開が見どころ。
ストレッチャーを飛び降りた二宮がどこへ向かうのかという疑問や期待感、そして腹痛に苦しみながらも何か目的を果たそうとしている必死な表情も、このストーリーを面白くしている要素の一つ。
もしかしてお手洗い? と思ったら、たどり着いたのはATMで、お金を下ろそうとしたら看護師に「治療費をJCBで払える」ことを教えられ、しかもそれがJCBのCMに出演している二宮本人であるという、さまざまな疑問が一気に笑いへと変わっていくハイテンポなクライマックスシーンだ。
1時間も早く撮影を終了させた、二宮の集中力
ストレッチャーが準備された撮影スタジオに登場した二宮は、監督から簡単な説明を受けると、すぐにストレッチャーの上で仰向けになりスタンバイした。
リハーサルはなく、「本番」の合図でカメラが回ると、二宮は指示通りに苦しんだ表情で完璧な演技を披露。セリフの抑揚や異なる表情を求められても的確な演技でカメラの前に立ち、この日の撮影はなんと予定より1時間も早く終了。
「CMとしては珍しい『本人役』の設定でしたが、二宮さんの演技力で想像以上のものが完成した」と、プロデューサーも満足気な表情でコメント。
存在感ありすぎな看護師・伊藤に動じない二宮
CMストーリーの中で主役級の存在感を発揮しているのが、看護師役の伊藤修子。
真面目でしっかりしているのにどこか面白い、そんなキャラクターを伊藤が力いっぱい演じると、カメラの横にいる監督も思わず笑ってしまうほどでしたが、至近距離で伊藤さんのセリフを聞いていた二宮は、まったく動じることなく自身の演技に集中。なんとこの日、二宮のNGは一つもなかった。
インタビュー
――今回のCMについてどう思いますか?
CMの内容通り、『JCBカードはそういう所で使えるのか』という意外なことがよくわかる内容です。ボクが知らないだけだったのかもしれませんけど。CMの題材にもなった病院の(治療費の)ほかにも、『意外な所で使える』という場所はたくさんあるのかもしれません。勉強になりました。
――「意外な場所」でカードを使ったことはありますか?
『意外な場所』ですか? よく使うのは出前、コンビニ、駐車場…。(カードは生活の一部だから)身体に埋め込みたいです、JCB。もしできるんだったら、ですよ(笑)。大きな買い物だけじゃなく、生活の中の100円単位の買い物もできるので、それが意外かなぁ。若い世代にとってはカードで買い物をするのは大人なイメージだし、高い買い物や分割払いができるという印象だけど、ボクは100円単位でもカードを使いますね。
――二宮さんはスマートにカードを出すイメージですね。
そうですね(笑)。友達と食事するときに(TVCMのマネを)やらされますよ、『JCBで』。店員さんはできる限りの愛想笑いで付き合ってくれます。
――今年1年、頑張った自分へのご褒美として、好きなものを買うなら何を選びますか?
みんなでご飯を食べに行きたいですね。(嵐の)メンバーや、一緒に頑張ってくれた人たちと。モノとして残るのもいいけど、モノとして残らないけど思い出になるものもいいと思う。お世話になった人にプレゼントをあげるのもいいけど、一緒にご飯を食べに行くということも好きなんです。モノを選ぶには、センスがプラスアルファとして乗っかってくるじゃないですか。ボクは基本的に変わっている人なので、プレゼントをあげても喜ばれないんです。この間も(嵐の)松本さんの誕生日プレゼントに靴をあげたんです。絶対に似合うだろうと思った靴…まだ一回も見てません(笑)。『うれしい!履くね』って言ってくれたのに、一回も見ていません(笑)。