SOLIDEMO「8人いる意味を追求していきたい」個々の活躍経て見せる魅力:「Office Love」インタビュー
INTERVIEW

SOLIDEMO「8人いる意味を追求していきたい」個々の活躍経て見せる魅力:「Office Love」インタビュー


記者:榑林史章

撮影:

掲載:18年11月11日

読了時間:約13分

個性を磨いて8人で爆発させる

――現在は『SOLIDEMO 4th Tour 2018ツアー「FASCINATE」』を開催中です。どんなツアーになっていますか?

佐々木和也 「FASCINATE」は、悩殺するとか魅了するという意味です。僕らの中で“ショータイム”をテーマに、ニューヨークのアポロシアターのようなイメージで、動きで魅せ、歌で魅せ、トークでも魅せるというものになっています。さまざまな曲を歌っている中で、新曲も4曲ありますし。日に日に熱さを増していると実感しています。

中山優貴 今回のツアーでは、お客さんから「他の公演も観てみたい」という声をたくさん頂いています。それによって、お客さんが求めているものはこういうものなのかな、とかお客さんが観たかったSOLIDEMOをお見せできているのかなって思っています。

 あと、今回はユニット曲があって、そこでは今までやっていなかった曲調があったり、このメンバーがこういうことをやるんだという意外性があったり、今までのSOLIDEMOでは観られなかった違いが多数あって。新曲もたくさんやっているし。来てくださるみなさんにとって、見ごたえがあるものになっていると思います。1本1本が初回のような気持ちで初心を忘れず、1つ1つが正念場のつもりで、ファイナルまで走りたいですね。

佐脇慧一 ユニット曲は、3人と5人に別れてやっていて、3人の曲はセクシーさがあって、今までのSOLIDEMOにはなかった感じの曲になっています。5人の曲は、ダンスチューンです。どういう組み合わせでどんな曲になっているかは、実際にライブで観て確かめてほしいです。今まで観てくれたお客さんは、みなさんびっくりされていたので、僕らの新しい一面を見る瞬間を楽しみにしていてください。

山口智也 これまでのファンの方には新しいSOLIDEMOが観られるし、初めて来てくださる方は、こんなにも幅があるグループなんだって感じてもらえるライブになっています。グワッと気持ちがあがる瞬間もあるし、フッと力を抜いて聴ける瞬間もあったり、そういうギャップに心が掴まれると思います。いろんな僕らを観てください!

向山毅 ファンの方はドキドキしながら観に来てくださっていて、頭からすごく声を出して盛り上がってくださっています。僕らが問いかけたりコールを求めるところでは、初めましての方もみんな一緒にやってくださっていて。ファンの人と僕たちみんなで、一緒に作り上げているツアーという印象です。ツアーを通して高めてきたものを、ファイナルで爆発させられたらいいなと思っています。

――来年4月に結成5周年です。そこに向けて、今の気持ちをお願いします。

シュネル 僕たちは今回のツアーでいろいろなことにチャレンジさせて頂いていますが、変わっていくことを楽しみながら、新しいことにもっとたくさん取り組んで、見に来てくださるすべてのお客さんに楽しんで頂けるように頑張りたいです。ツアーやライブをすごく楽しみにして下さっている方が多いので、その気持ちに全力の歌で返していけるように頑張ります。

向山毅 今まで、いい意味でファンの方の想像を裏切るような活動をしてきていて、今までは8人でそれをやってきたけど、個人個人でもいい裏切りができるようにしたいです。「この人はこういう一面も持っていたんだ!」と思ってもらえるような、と言うか。そうやって個人個人の個性を磨いた上で、8人が揃ったときにより爆発できるんじゃないかなって期待しています。5周年に向けては、個々の歌のスキルアップだったり、いろんな面でレベルアップして、いい意味で予想を裏切って、8人揃ったときに爆発させる気持ちで頑張りたいです。

佐々木和也 今まではツアーやリリース単位でテーマを決めて活動をしてきましたけど、来年の5周年イヤーでは、5周年だからこそのテーマをみんなで話し合って決めて、その1年を突っ走りたいと思っています。一丸となって一つのものに向かっていくということは、今までもやっていたけど、スタッフも含めた全体で何かしらのスローガンを掲げてそれを目指していきたいです。

佐脇慧一 2018年はボーカルグループとして5年目に入り、昨年から新しくボーカルディレクターの方に入っていただいて、アカペラの指導を受けたりとか、スキルアップを目指してやってきました。以前は単純に音を届けるというイメージでしたけど、今はその音ひとつ一つにボイパだったりコーラスだったり、それぞれの個性を乗せていて、そういうSOLIDEMOの奏でるアカペラというものを、発信する時期にきていると思っています。クオリティーをどんどん上げていって、「アカペラでもすごく聴かせられるんだな」って思ってもらえるように、歌だけでどんな人でも納得させられるような存在になっていきたいです。

中山優貴 メンバー8人で約5年一緒に活動してきて、この人はこういうところが持ち味だとか、この人はこういうことをやったら輝くとか、自分以外のメンバーのこともよく分かってきて。そういうそれぞれの個性を武器として一つ一つを磨いていきたいし、増やしていきたいです。その武器をSOLIDEMOの活動に繋げていくことで、SOLIDEMOが8人いることの良さを発見したいですね。今までもそういうことは考えていたけど、それをより磨いて鋭くしていくことが、節目を迎えるグループとして、この先に向けて追求していくことなのかなって思います。

木全寛幸 今回のツアーでいろいろなことに挑戦して、SOLIDEMOとしての幅や個性が広がったし、できることも増えたと思っています。でもこの挑戦を、挑戦のままで終わらせてしまっては意味がないと思っています。挑戦して、それを自分たちの幅にするか、挑戦したことをどれだけ自分のものにできるか。それが(中山)優貴くんが言う武器に繋がっていくと思います。ボーカルグループとしての核も忘れずに、その上で少しずつSOLIDEMOの幅、8人がいる意味を僕らなりに考えて突き進んでいきたいです。

山口智也 ここからどんどん新しいSOLIDEMOを観ていただけると思うので、それにともなって僕らもいい意味でどんどん変わっていきたいです。でも僕らSOLIDEMOとしてのスタンスは変わらず、その軸を保ちながら「こういう展開もありますよ」というものを見せていきたい。それに5周年という感謝の気持ちも、改めていろんな場面でお伝えしていきたいですね。

手島章斗 変わることも変わらないことも、両方大事なことで。ツアーでの挑戦や変化という部分では、以前から応援してくれているお客さんをドキドキさせ続けないといけないし。新しいお客さんに来てもらうためには、もっといろんなことに挑戦していかないといけない。変わるところは変わっても、メンバー8人仲がいいところや、ファンの方との近い距離感は、そのまま変わらずにいたいです。

 僕は、定期ライブで感じるファンの方との温かい空気感がすごく好きなので、そこはどれだけ大きくなっても変えたくないし。距離感のバランスを意識しながら、おのおのでの活動で蓄えたものをSOLIDEMOに持ち帰れたら、それはすごいパワーになると思います。一人ひとりでも活躍できて、それが8人揃ったらすごいグループになると思うので、それを目指していきたいです!

(おわり)

この記事の写真

記事タグ 

コメントを書く(ユーザー登録不要)

関連する記事