作家で歌手の辻仁成は17日にツイッターを更新。同時多発テロが発生した直後のフランス・パリに到着し、「あれだけの犠牲者だから狭いパリ、辿ればテロに巻き込まれた方々の知り合いに繋がる」などと現況を伝えるとともに、子供たちの心のケアが大切なことを説いている。

 15日に長男のいるパリに向かうことをツイートしていた辻は、日本時間17日未明に到着した様子。「心配だから十くんを学校までお迎えに。パパさんに向かって走ってきて、ギュッと抱きつかれたよ。よしよし、帰ろ」と子息と再会でき安堵する心境を綴り、「エッフェル塔はトリコロールカラーになってた。祈」と犠牲者の冥福を祈った。

 さらに、「シャルルドゴール空港、警察官の数はいつもと変わらず、むしろ入国はいつもよりスムーズだった。市内は人が少なく日曜日みたいに静か。ただ重い空気がパリを包み込んでいました」と、自ら確認したパリの様子を伝えた。

 さらに辻は、子供たちの心のケアが大切なことを綴る。「十くんの友だちのいとこが足を撃たれ、別の子の親戚がバタクランで。あれだけの犠牲者だから狭いパリ、辿ればテロに巻き込まれた方々の知り合いに繋がる」とし、多くの人々にとって決して遠くない関係者が犠牲となっていることについて触れた。

 そして、「テロについての授業があったよ、と十くん。テロが長引けば子供たちの心に深い傷が。しばらく、親や学校は神経をつかうね。十くんのそばにいる」とし、子供たちが負った心の傷を癒すために、大人が果たすべき役割の大切さを説いている。

 辻は2002年に歌手の中山美穂と結婚後、2003年からパリに在住。教授を務めている京都造形大学での仕事のため日本に戻っていたところで同時テロが発生。長男はパリにいたが、「テロがあった場所からかなり離れた安全な場所にいるので大丈夫です」と報告しつつ、パリから伝えられた情報をツイッターで公開し、観光客らに注意を促していた。

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