JUONの考えに迫る「自分の歌とギターを表現したい」文脈にあるEDMとロック
INTERVIEW

JUONの考えに迫る「自分の歌とギターを表現したい」文脈にあるEDMとロック


記者:木村武雄

撮影:

掲載:18年11月06日

読了時間:約15分

 JUONが、約2年半ぶりとなるセカンドアルバム『HOPE IN BLACK』をリリースした。ソロではロックとEDMの融合を掲げ、大胆な舵を切ったJUON。今作はそれを更にブラシュアップし、バランスの取れた10曲が収録されている。

 JUONといえば、FUZZY CONTROLのフロントマンでありながら、DREAMS COME TRUEやスガシカオ、稲葉浩志、現在は三代目J Soul Brothersの登坂広臣のソロライブにサポートギターで加わるなど、ギタリストとしての高い評価も得ている。更に、父はミュージシャン、母はミュージシャンで女優のりりィさんとまさに音楽一家だ。

 しかし、そんな彼が音楽を志そうと思ったのは小学生の頃のいじめにあるという。その時の思いはファーストアルバム『CHANGE THE GAME』にも込められている。

 自分の歌とギターを表現したい――。そんな彼がソロとして掲げるロックとEDMの融合。EDMを取り入れたことで、ボーカリストとしての新たな発見があったという。卓越した演奏技術だけでなく、音楽に真摯に向き合う姿勢も評価されているJUON。今作のインタビューを通じて、彼の考えに迫った。【取材=木村陽仁】

<INDEX>
○ロックとEDMの融合、聴かせたいのは声とギター
○要のグルーヴ、進化するメロディ
○音楽活動の原体験は少年の頃、いじめが原動力
○INAとの出会い、思いを重ねたHIDE

(約8000文字)

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