アップフロントプロモーションは15日、7月に開催予定の『2020年夏のハロー!プロジェクト・コンサート』に関する内容などを発表。新型コロナウイルスの状況を鑑みて、ハロー!プロジェクトのメンバーがソロで、ハロー!プロジェクトの楽曲ではなく、J-POPを中心としたバラード曲のカバーを歌う内容を計画していることを明かした。

 7月11日・12日に中野サンプラザ(東京)、7月18日・19日にオリックス劇場(大阪)、7月25日に仙台サンプラザホール(宮城)の公演については、イベント開催制限の段階的緩和のロードマップに従い、6月22日までに開催するかを判断するという。

 コンサート内容については、観客や出演者、コンサートに従事する関係者の健康と安全面を考慮し、ハロー!プロジェクトのメンバーがそれぞれソロで、ハロー!プロジェクトの楽曲ではなく、J-POPを中心としたバラード曲のカバーを歌う内容で計画中。

 この内容に至った経緯を「活動自粛以降、メンバーは各自1日でも早くステージに立ちたいという思いを持ちながらSNSなどで、自分たちのやれる範疇で様々な発信を長期に渡り積極的に行ってくれました。そんなメンバーたちの思いも受け、会場内の密閉・密集・密接を避けなければならないという現状も考慮の上、普段のライヴ形式とは違い、ゆっくり歌をお楽しみいただくという内容を企画いたしました」と説明した。

 メンバーは今回の企画の趣旨を理解し、それぞれ準備を始めているといい、「従来のリハーサルではメンバー、スタッフ含め最大120名にも及ぶ人が集うこともあるので、最少人数に絞り、各人各所で分散してリハーサルを進めております」とした。

 また、「チケット購入につきましては、お客様ご自身の健康状態も含め、慎重にご検討ください」としたうえで「各自治体のイベント開催基準に則り、客席は一定の距離をとった配席で販売し、公演中はマスク着用、常時着席の上、ご声援は控えての観覧をお願いいたします」と協力を求めた。

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