イメージは愛の使者、楠田亜衣奈 7つの“愛のカタチ”音楽に
INTERVIEW

イメージは愛の使者、楠田亜衣奈 7つの“愛のカタチ”音楽に


記者:榑林史章

撮影:

掲載:18年07月28日

読了時間:約13分

南條愛乃の作詞曲に涙

『アイナンダ!』初回限定A

──「you & ai」は、楠田さんと同じμ’sのメンバーでもあり、fripSideのボーカルとしても活動する声優・南條愛乃さんの作詞です。どうして南條さんに?

 プライベートでも仲良しで、他愛のない話でLINEしたり、一緒にオンラインゲームで遊んだり、お茶したり、相談に乗ってもらったりしていて。今回、テーマを考えているときに“友情も愛だな”と思って、そのテーマだったらぜひ“なんちゃん”に書いてほしいと思いました。以前から歌詞を書いてほしいと思ってたけど、なかなかタイミングがなくてお願いできなかったから、今回“今だ〜!”と思って。お願いをしたら「ぜひ書きたい」と言ってくれて、本当に忙しい中で書いてくれました。夜中に「歌詞ができたよ〜」ってLINEを送ってくれたときは、すごくうれしかったです。ありがたいしうれしいし、大好きです。

──南條さんの、どんなところが好きなんですか?

 改めてどんなところと聞かれると困るけど、すごく気づかいができる人で、尊敬できて格好いいし。女の子らしいところもありつつ、男前なところもあって。先輩でもあるので、仕事の相談に乗ってもらうこともあるし、面白いことを見つけるのも得意だし。新しいことをたくさん教えてくれるし、なんちゃんと一緒にいると楽しいことがたくさんあって。場所という意味ではなく、いろんなところに連れていってもらえている気がします。

──歌詞に<べったりでもなくて あっさりでもない関係>と出てくるのが、まさしくという感じなんでしょうね。

 まさしくそういう距離感だなって思います。こう思ってくれているんだなって。だから歌詞を読んだときは、心のこもった手紙をもらったような気持ちで、なんちゃんの愛が伝わってきて。うれしくて泣いてしまいました。ずっと大切に歌っていきたい曲です。

──そしてラストには、「Smileプラス」という曲を収録。

 『24時間テレビ愛は地球を救う』みたいなテーマです(笑)。ライブのエンディングで、みんなと一緒に歌える曲がいいとお伝えして作っていただいきました。実際にライブの最後で、みんなで一緒に手を揺らしながら歌いたいですね。でもしっとりではなく、元気にみんなで一緒に歌えるイメージです。

──そんな愛の詰まった『アイナンダ!』のリリース、3rdライブツアーを経て、10月にはソロデビュー3年を迎えます。

 あっと言う間でしたね。

──それ以降の展望は?

 先のことは、そのときになって考えたいかな。今までの3年間で思い出すのは、ライブツアーをしたこととかレコーディングのときのこととか、記憶に残っている景色はたくさんあるので、そういう記憶に残る瞬間をたくさん増やしていきたいです。次の目標は、とりあえず5周年を迎えることなので。

──刻みますね。

 いきなり大きく行くよりも、コツコツ積み重ねていきたいので。ただ3周年を迎える私の実感として、3年前よりは成長できたなと思うので、5周年のときに振り返って、成長できたなと思える自分でありたいなと思います。

──この3年で、どこが成長したと思いますか?

 楽曲に対して、こういうことを歌いたいとか、ライブでこういうことがしたいとかが最初はなくて。それが、自分からやりたいことや歌いたいことが出るようになったのは成長だと思います。何のために歌いたいとか、そういうことがはっきりしてきたのは、前に進んでいるということなのかなって感じますね。

 これからも、とにかくいろんなことがしたいです。「くっすんのライブにとりあえず行ってみたら、新しい発見があった」みたいに言ってもらえるようなことを、少しずつ重ねていけたらいいなって思っています。

(おわり)

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