コンセプトは決めない、RAMMELLS 加速する音楽的“感度”
INTERVIEW

コンセプトは決めない、RAMMELLS 加速する音楽的“感度”


記者:平吉賢治

撮影:

掲載:18年07月17日

読了時間:約16分

あえてコンセプトは決めず、より自由にイマジネーションを作品化

――今作のミニアルバムのコンセプトは?

真田 徹

村山努 ないです。

黒田秋子 いつもそうだよね(笑)。

彦坂玄 アルバムのコンセプトを決めて作ったのではなくて、出来上がった6曲を見たときに無意識で歌詞の感じとかも内容が共通していることが多くて。「Sensor」という言葉通りの。

――何かのテーマ、コンセプトに沿って曲を作るということはあまりしない?

黒田秋子 曲毎にはあるかもしれないですけど、アルバムとなるとそれはしたことがないですね。

――純粋に音楽を生んでいって、一区切り出来たら作品にして、というスタイルでしょうか?

黒田秋子 そうですね。

――そのあたりは海外のアーティスト的な印象を受けます。国内のアーティストはテーマやコンセプトありき、という方が比較的多い気がします。

村山努 確かにそうですね。テーマがあった方が作りやすそうではありますけどね。

彦坂玄 そういうのがない方が新しい発見が生まれますね。

――RAMMELLSの音楽性にはそれが出ていると感じます。今年、夏フェスには出演するのでしょうか?

村山努 まだ公にはなっていないんですけど、秋くらいに。

黒田秋子 フェスとかはまだですね。

――MVについて、ティザー映像を拝見しましたが、タコの脚か何か思い切り加えていませんでしたか?

黒田秋子 あれは大変でした(笑)。今回「Sensor」ということで、人間は口が一番感度は高いということでジャケットも口を出しているし、アーティスト写真でもそういう風にしているんです。PVもそれに沿って色々と食わされて(笑)。

――撮影は楽しかったですか?

黒田秋子 楽しかったけど、大変だったよね?

村山努 大変だったんだろうなと思って見てた。

黒田秋子 でも一番大変だったシーンはカットされてるからね。練乳を大量に口の中に入れて垂らすという…私、間違えて飲んじゃったんですよ。めっちゃ甘くて(笑)。

――今作の再現ライブがあるそうですね。これはどういったライブになりそうですか?

黒田秋子 8月11日にやります!

真田徹 アルバムを買ってくれた人に参加券を配るんです。対象店舗があるんですけど。再現ライブとは言っても100%再現はできないかもしれないんですけど、音源とライブとの違いを楽しんでもらえたらと思っています。

――MVやライブなどには明確なテーマがあるも、作品そのものにはコンセプトは決めない、というのはRAMMELLSの一貫したスタイルなのですね。

真田徹 そうですね。あまりそれが大事だとは思っていないのかもしれないです。

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