諦めなければ叶う、cyanが語る夢 娯楽なき場所で歌はどう響く
INTERVIEW

諦めなければ叶う、cyanが語る夢 娯楽なき場所で歌はどう響く


記者:小池直也

撮影:

掲載:18年06月06日

読了時間:約10分

サロンモデルとして

cyan(撮影=冨田味我)

――cyanさんはヘアサロンのモデルも活発にされていますね。ショートヘアもずっとトレードマークなんですか。

 髪が長い方が期間としては長いんですけど、ショートにしてからサロンモデルというお仕事を頂く様になったんです。きっかけは友人でした。少し前は「ヘアモデル」という言葉しかなかったんですけど、最近では「サロンモデル」「サロモ」というのも増えています。美容業界でロングヘアのモデルさんの方が需要は多く、ショートヘアのモデルは珍しいみたいですね。

 カメラが目の前にあると緊張してしまうんですよ。モデルで撮られている時も最初は自分の写り方しか気にしていなくて。「できれば可愛く写りたいな」みたいな(笑)。内容も歌とは全然違うと思われる事が多いですが、3年ほどやらせて頂いて気付いたのは歌う時の表情とかの表現力にリンクしている事なんです。

――ステージでの立ち振舞いに通じる点がある?

 はい。今みたいなカジュアルな衣裳だと、カメラマンの方に「クールめにして」と言われたりするんですけど、「クールめって何だ?」と(笑)。そういう時に頭の中で音楽を流すんですよ。例えば格好良い系の音楽を頭の中で流してみたりとか。そういう写真一枚一枚に曲をイメージして、音楽と関連させていますね。だからとても勉強になっています。

 サロモのお仕事はカットやカラー、ヘアアレンジなど色々ありますね。特にカラーだと人によって色の入り方って違うじゃないですか。私は結構やりやすい髪質みたいなんです。外国人寄りの髪質らしくて、髪が細いからセットもしやすいと評判です(笑)。ありがたいですよ。

――コーラスとしてのキャリアも積まれていますが、それについても教えてください。

 20代前半に田中雪子さんというコーラスシンガーの方との出会いがあったんです。その方にボイストレーニングを受ける様になって、そこから色々なアーティストさんにコーラスとして紹介して頂きました。

 私はコーラス向きの声ではなくて。メインの方の声とブレンドしなければいけないんです。「声にクセがあるから、コーラスも勉強してみたら?」とアドバイスして頂いたのきっかけでボイトレに通う様になったんですよ。今は去年のリュ・シウォンさんのライブでコーラスさせていただいてからやっていませんね。またチャレンジしてみたいです。

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