忽那汐里×ライアン・レイノルズ×Toshl(撮影=桂 伸也)

 X JAPANのToshlが29日、東京・六本木でおこなわれた、映画『デッドプール2』来日スペシャルイベントにサプライズゲストとして登場。同映画のファンというToshlは、その主人公・デッドプールを演じたライアン・レイノルズを前にして感激のほどを語った。またこの日は、同映画に出演した女優の忽那汐里も登場した。

忽那汐里×ライアン・レイノルズ(撮影=桂 伸也)

忽那汐里×ライアン・レイノルズ(撮影=桂 伸也)

 既に世界80カ国で公開、さまざまな国を訪れたライアンは「いろんなところで見たけど東京で見たコスチュームが最高!」と、この日筋金入りのコスチューム姿で訪れたファンを見て興奮気味の様子。第一作では他の撮影の都合により来日が叶わず、今回が初来日となる。劇中では日本のシーンが存在することもあり、第二作公開と合わせ来日に「夢のようです」と思いもひとしおの様子を語った。

 本作は、マーベルコミックスのヒーローの中でもユーモラスなキャラクター「デッドプール」を実写化したアクションストーリーの第2弾。未来から来たマシーン人間より、ある少年を守るために立ち上がったデッドプールが、特殊な能力があるメンバーだけのスペシャルチーム「エックス・フォース」を結成し、ド派手なバトルを展開する姿を描く。

 Toshlは「本当に僕は大好きな映画なので、今日はものすごく興奮して。今日はファンの代表としてここに立たせていただいています!」と自身の感動の程を語る。

 そして司会の「We are!?」という掛け声に合わせ、会場一同で「エックス・フォース!」と叫びポーズ。しかし登壇後興奮に少し舞い上がり気味のライアンは一人だけポーズをとるのを忘れ、会場を沸かせる。ライアンは笑いながら「もっと大きな声を頼むよ!」と返し、会場一同でエックス・フォースポーズをしっかりと決めた。

Toshl(撮影=桂 伸也)

 本作では登場キャラの一人であるネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドの恋人で、謎めいた暗殺者ユキオ役で出演、ハリウッドデビューを果たした忽那は、今回の出演に関し「他のマーベル作品よりデッドプールに参加できたのが本当に嬉しくて。役柄も今までになかった役で、これも初めての試みなので、すごく嬉しいです」と感激の様子。

 一方、ニューヨークのプレミアでもライアンから「素晴らしいよ! 大好きだ!」と大絶賛されたという忽那は、ライアンについて「ほんとに素敵な方です。面白いし、アドリブとかも勉強になりました。あんな現場、見たことがなかったので本当に楽しかった」と絶賛。ライアンは「本当のことを言ってよかったのに!?」と冗談っぽく返していた。

 またライアンはデッドプールというキャラクターについて「皆さんが愛してくれるというのは、私がこのデッドプールというキャラクターを愛しているのと同じ。彼は今までのヒーローが出来なかった、言えなかったことを何でもやる、コミック界でも特別なキャラだと思う。映画を見ている観衆に喋りかけるのも特徴。本当に世界中の人たちに愛してくれて嬉しい」と、その魅力をコメントした。【取材・撮影=桂 伸也】

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忽那汐里×ライアン・レイノルズ(撮影=桂 伸也)
忽那汐里(撮影=桂 伸也)

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