乃木坂46鈴木絢音「台本と同じ位クイズ勉強した」異色舞台の初日
乃木坂46の鈴木絢音(19)が4日、都内でおこなわれた舞台『ナナマル サンバツ THE QUIZ STAGE』の公演初日に臨んだ。この舞台の公開リハーサルに先駆けておこなわれた、キャスト挨拶に臨んだ鈴木は「クイズを好きになろうと思い、台本と同じくらいクイズの勉強も頑張ってきました」と役作りを交えて、意気込みを語った。
この舞台は人気漫画が原作で、高校生たちの競技クイズに賭ける青春が描かれる。群像コメディを得意とする京都の劇団、ヨーロッパ企画とコラボレーションする事によって舞台化が実現した。台本無しのガチクイズシーンが毎回用意されており、緊張感のある真剣勝負も見どころだ。また鈴木の舞台への出演は『墓場、女子高生』以来、3度目となる。
この日は初日公演に先駆けた、報道陣向けの公開リハーサルもおこなわれた。事前の挨拶には鈴木をはじめ、西井幸人、小澤亮太、中村嘉惟人、諏訪雅らキャスト陣、脚本の大歳倫弘氏が出席。それぞれ、稽古場の雰囲気や意気込みなどを語った。
鈴木は宣伝ポスターと同じ、赤いブレザーにカチューシャ姿で登場した。鈴木が演じるのは、クイズを愛する高校1年生の深見真理。鈴木は「真理ちゃんはとてもクイズが大好きな子なので、私もクイズを好きになろうと思い、台本と同じくらいクイズの勉強も頑張ってきました。一生懸命頑張りますので宜しくお願いします」と役作りを交えて、話した。
主役の越山識を演じる、西井は「僕の演じる越山識くんも競技クイズに初めて触れる役です。僕自身も初めてなので、そこに関しては役と二人三脚で取り組めたと思います」とした。諏訪は「クイズを題材にした演劇は見た事がないですが、やってみると相性が良いんだなと思いました。速押しひとつでこんなにテクニックがあるんだなと」と感慨深げだった。
また鈴木は報道陣向けの資料で「キャラクターごとにクイズをやっている理由が違っていたりとそれぞれにドラマがあります。クイズを答えるときの癖もキャラクターごとに違うので、細かいところまで見てほしいなと思います」とコメントを寄せていた。
その後、鈴木は公開リハーサルに参加した。舞台『ナナマル サンバツ THE QUIZ STAGE』は4日から9日までおこなわれる。さらに7日・8日・9日の公演(千秋楽を除く)にはアフタートーク公演も予定されており、8日には乃木坂46の新内眞衣の登壇も予告されている。鈴木と新内のトークにも注目だ。【取材・撮影=小池直也】