青春がキーワード、MINT mate box SNSバンドが目指すものとは
INTERVIEW

青春がキーワード、MINT mate box SNSバンドが目指すものとは


記者:榑林史章

撮影:

掲載:18年02月07日

読了時間:約10分

人と一緒に何かを作ることが好き

――それにしても“MINT mate box”というグループ名は、すごくオシャレですね。

mahocato

やすだちひろ ミント色が好きなので、“MINT”は付けたいと思って、“MINT ○○ box”までは決まっていて。そこからメンバーでいろいろな言葉を当てはめていくうちに、mateには仲間という意味があるし、その時がちょうど5月でmayという響きがしっくりきたので。まあ、語感的な部分が強いですけど。

――作詞作曲とプロデュースを、ヤマモトショウ(ex:ふぇのたす)さんが。そもそもヤマモトさんとの出会いは?

やすだちひろ それもSNSなんです(笑)。ヤマモトさんは、一般の人にも「一緒に音楽をやりたい人は連絡を!」という感じで、DMを受け付けていて。それで、いきなり「バンドをやるので、一緒に何かできないでしょうか!」と。

――ヤマモトさんも、最初はびっくりしたでしょうね。

やすだちひろ 驚いたと言っていました。今なら、とんでもなく失礼なことをしたなと思うんですけど、当時は右も左もわからなかったもので…。ヤマモトさんは、私たちのそういう部分を逆に面白かってくださったみたいです。

mahocato 「ストック曲の“再利用”でもいいのでください」とお願いしたのが、私たちの最初の曲で、1st E.P.『present』に収録の「リサイクル」になったんです。

――でも普通は、自分たちで曲を作ろうと思うのでは?

やすだちひろ もともと私は、人と一緒に何かを作ることが好きで、全部自分だけで作るのではなく、得意な方とアイディアを出し合ったほうが、より良いものができるのではないかという考えを持っています。だから、目指すものや空気感が合う人と一緒であれば、自分でも納得するものが作れるんじゃないかと。ヤマモトさんは「面白いものを世に残したい」と言っている方なので、それは私たちの感覚とも合うと思ったし。そこで、お互いの意図を加えるようにして、たとえヤマモトさんの意図とズレてしまっても、そのズレも面白いものを生むと思っています。

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