今までとは違った領域に、FLOW×GRANRODEO 融合で深化したサウンド
INTERVIEW

今までとは違った領域に、FLOW×GRANRODEO 融合で深化したサウンド


記者:村上順一

撮影:

掲載:18年01月23日

読了時間:約14分

FLOW×GRANRODEOを漢字一文字で表すと…

「Howling」期間生産限定盤

――「GLOW」というタイトルはもしかしてGRANRODEOとFLOWを足したタイトルでしょうか。

KISHOW そうです! 3年前にFLOW×GRANRODEOをやろうとなったときに、なんとなく「GLOWみたいな感じでいいんじゃない?」って冗談っぽく言っていたのがあって、それが宙ぶらりんになっていたんです。それがユニット名になるというのはないね、という感じで。

 今回3年振りにやろうということになったときに、その案をどこかで覚えていて、この曲が7人組のアンセム的なことを言っていたということもあり、「じゃあ3年前に言っていた『GLOW』をそのままタイトルに持っていっていいんじゃない?」というところに行き着いたアイディアでした。ちょっとした裏テーマみたいなところはあります。

――“裏”というキーワードが出ましたが、久々に会って裏の制作エピソードなどはありますか?

KISHOW 欲しがりますね(笑)。「GLOW」は3人で歌詞を担当したんですけど、僕の歌詞がだいぶ遅れちゃって、歌録りまであと何日というところでようやく僕が投下したので、そこからなし崩し的にできた曲なんです。だからブラッシュアップする間もなく、歌録りその日に全部が決まっていくという。それを僕は“ライブ感”と言っているんですけど(笑)。遅れたおかげでそのライブ感が出たというのはあります。

――その緊迫した状況が結果的に良い方向にまとまったわけですね。このユニットの未来像は?

TAKE 我々FLOW5人だけだと出来ないことが、この7人のパワーで出来たりすることの方が多かったりするので、前回できなかったツアーをまわれることも非常に嬉しいし、曲もまだ色んなバリエーションで作っていくワクワク感もあります。是非3年に一度はやりたいと思います。

KEIGO この7人でライブができるのが嬉しいです。先の未来というより、まずはツアーを目一杯楽しみたいですね。

――ライブではバラードも聴きたいですね。

TAKE 特にライブだとそういうシーンも作りたくなってきますね。現場を経て、そういう作品を作っていくというのも非常に建設的だと思います。

――先ほど、ちらっと仰っていましたが、FLOW×GRANRODEOは約3年という活動スパンなのですか?

TAKE 確実なことは言えませんけど、次は2021年あたりにやりたいですね!。あっ! その前のオリンピックの開会式で集まるかもしれないですけど(笑)。

――個人的には毎年やってもらっても良いのですが。ちなみにFLOW×GRANRODEOの活動は永遠に続くと思って良いでしょうか。もうユニット名を“GLOW”にしてしまっても良いのではないかなと。

KISHOW それはダサい(笑)。だってそれを実行した時は、おそらくお互いにグループとしての体力がなくなってきた時だと思うんです。

一同 (笑)。

e-ZUKA ずっと続けると、また別のものになると思います。たまにやるから「融合した力」みたいのがより強く出ると思うんです。

TAKE 前作でやらせてもらって感じたものが、今回の「Howling」に繋がっていて、今回の「Howling」の活動のなかでまた次が見えてくると思います。そういう意味では瞬間瞬間で作られていくものの方が、このユニットの場合は力が出せるのかなと。永遠はちょっと重いです(笑)。

――瞬間のパワーが生み出すものがあるわけですね。では最後にFLOW×GRANRODEOを漢字一文字で表すと?

TAKE ほら、今日はこれで決まるよ!(笑)。

IWASAKI 凄い質問だな!

e-ZUKA 漢字一文字で言うならやっぱり僕らは「七」だと思いますよ。

KEIGO おお!

e-ZUKA 何で2本しか線を使っていない字なのに「七」って読ますのかと。

KOHSHI そこ!?

e-ZUKA 「三」まではわかるんだけど…まあ、その辺を解き明かすユニットでもある訳ですよ。

一同 (笑)。

e-ZUKA でも「七」って色々出てくるじゃない? 「七不思議」や「ラッキーセブン」、「七つの大罪」とか。そういう風に個性がまた出たなと。自分達のそれぞれのグループでは入らなかった領域に入って、それによってさらに個性が出て「こういう良い面もあったのか」と。

IWASAKI では、7人の個性ということもあり、FLOW×GRANRODEOは「虹」という漢字一文字で。

――七色の個性ですね。

e-ZUKA あと、ここに水樹奈々さんが加わってもらえれば、最終的には紅白も狙えると思うんですよ。

GOT’S それが完成形だね(笑)。

KEIGO それだと「八」になるけど…。

TAKE その場合は誰かと交代と(笑)。

KOHSHI この中から落ちる人がいるのか(笑)。

――恐ろしいコラボですね...。

KOHSHI それくらい命削ってやってますからね!

(おわり)

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