今までとは違った領域に、FLOW×GRANRODEO 融合で深化したサウンド
INTERVIEW

今までとは違った領域に、FLOW×GRANRODEO 融合で深化したサウンド


記者:村上順一

撮影:

掲載:18年01月23日

読了時間:約14分

FLOWでは絶対にいかない音程を「Howling」で

――FLOW×GRANRODEOの場合、レコーディングはどのように進むのでしょうか? この人数ですと一堂に会することは少ないのでしょうか。

GOT’S コーラス録りのときはみんなでやりますね。初めはドラムとベースから録ります。自宅で録ったものをスタジオでリアンプをやったりもします。(編注=リアンプとはアンプを通さないラインの素の音を、再びアンプに戻しマイクで録音する手法)

――リアンプは最近やられている人多いですよね。ドラムで新しい録り方などはありましたか?

IWASAKI 基本的には変えていないんですけど、カップリングの「GLOW」でスネアのロールがあって、それは別録りしてます。小さいスネアなんですよ。それが今度のドラムセットに導入されることです。今後にも関わってくると思うので、新しいチャレンジです。

――表現のバリエーションが増えそうですね。ギターの方はどうでしょう?

TAKE いつもバンドでギター、ベースはリアンプで最近やっていて、それで録ったものの上にe-ZUKAさんのギターを入れてもらいました。

――「GLOW」のギターソロのハモりがあの音数だとかなり大変そうだなと感じましたが、フレーズの一つひとつを相当詰めていくのでしょうか。

TAKE フレーズ自体はe-ZUKAさんに作ってもらって、それに合わせてというか、むしろe-ZUKAさんが僕のギターに合わせてくれたという感じです。

e-ZUKA ちなみに「Howling」のソロは前半後半で分かれていて、最後は二人がチョーキングで締める。最後は吠えている感じです(笑)。

TAKE 7人のバンドとなると、ギターのツインリードというのはひとつの武器だと思っているので、今回はそれを多分に表現させてもらいました。

――確かにギターのツイン感が前面に押し出されているアレンジです。歌は3人で集まって一気に録る感じでしょうか。

KOHSHI そうですね。3人で順番ですね。

――歌う箇所はどのように決めていきましたか?

KEIGO 「Howling」はFLOWでプリプロをやらせてもらって、歌い分けをその時点で決めます。でも「GLOW」の方は当日決めました。

――それは直感で決める?

TAKE あとはKEIGO君のキーのこととか、それぞれの歌いやすいところはある程度理解しているので、それをもとに付けさせてもらったという感じです。

――TAKEさんが曲を作っている段階で、ある程度のイメージがあるのですね。

TAKE 作曲してメロディを作っているときは、ある程度想定しています。今回はKISHOWさんがいてくれるということで、主旋律ではあまり使わない、ハモリで入っていたりはするけど、FLOWでは絶対にいかない音程を「Howling」のサビで入れました。

――コラボならではなんですね。

TAKE そうです。せっかくだから挑戦して、新しいメロディができるんじゃないかということでやらせて頂きました。

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