10日から配信スタートとなった新曲『あなたには負けない』のミュージックビデオが、なんと、週刊文春による撮影協力のもと完成した。

『あなたには負けない(full spring ver.)』
動画リンク:https://youtu.be/thAtSosYjFU

 驚愕ともいえる週刊文春とのコラボレーションが実現した経緯は以下である。

 9月20日にYouTubeへ公開された『あなたには負けない(Short ver.)』を観た週刊文春の記者がMV内で「週間人春」という週刊文春を模した雑誌のCGが使用されているのを見つけ、ゲスの極み乙女。の所属するレーベルであるワーナーミュージックへMVに関しての取材をオファー。

 その取材の現場で、週刊文春側より「MV撮影に協力出来ることがあれば協力致します」という提案を受けて、大胆にも週刊文春の発行元である文藝春秋本社ビルでの撮影が決定。
 撮影当日は、終始穏やかな雰囲気の中、週刊文春編集部で実際に働く記者の方々もエキストラとして参加して、撮影が行われたとのことだ。

<川谷絵音コメント>
窮屈な世の中で表現まで窮屈になりたくないなと思いこの作品を作りました。表現にはこれくらいのジョークがなきゃ。文春さん、協力ありがとうございます笑

<川村ケンスケ監督コメント>
告白します。「撮らされたんです」。だって、「あなたには負けない」「だってスプリングなんだもん」この2つのフレーズを聞いて、今回の『あなたには負けない』MVのエンディングを思いつかないでいられる人はいるだろうか? 音楽ビデオの監督として、この「テン年代のアンセム」に「悪ノリ(失礼!)」してみました(させられたと言うべきか)。

あ、「悪ノリ」というのが語弊があるとしたら、おそらくこれは、「テン年代」における「テン年代」のやり方での「音楽的な」意味での、「ビートたけしの『あの襲撃事件』」だし、ならばなおのこと!

「敵地(失礼!)」に襲撃ではなく、「お邪魔」するのが「筋」。…と、思わない音楽ビデオ監督はいないであろう。

これを「悪ノリ」と言わずしてなんと言うべきか!
最後にもう一度告白します。
「ある意味、撮らされたんです(笑)」

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