ダンスボーカルユニットのw-inds.が11日に、『w-inds. LIVE TOUR 2017 "INVISIBLE』のツアーファイナルとなる香港公演をKowLoon Bay KITEC-Star Hallで開催した。7月にスタートした国内14公演を経て、千秋楽となった香港でもダブルアンコールを含む全23曲披露し、ファン3000人が詰めかけた会場を熱狂させた。

 香港ではJ-POPアーティスト初となる在外公館長表彰(総領事表彰)を授与するなど、アジア圏の中でも特に絶大な人気を誇っており、2007年に初めて香港を訪れて以来、単独公演は9回目だ。アルバムは12作連続で「IFPI香港トップセールス・ミュージックアワード」を受賞中という快挙を達成するなど、長年にわたり香港でのJ-POP普及に寄与してきたw-inds.。2007年に香港返還10周年記念イベントで初めて訪れてから今回で10年目の香港となる。

香港公演のもよう(撮影=片山剛)

 アンコール時には涼平(Chorus/rap)が前日の記者会見で、現地ファンから贈られた似顔絵入りのスニーカーをはいて3000人を感激させた。終了後も鳴りやまないw-inds.コールを聞いて、龍一(Chorus /rap)が「香港という土地で僕らの音楽が鳴り響いて、ファンが笑顔になった瞬間がかけがえのないものだと感じました」と感無量のコメント。慶太(Vocal)は「2018年もまた香港に絶対来ます!」と決意を伝え、2017年の全国ツアーの幕は閉じた。

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