坂本美雨が初ベスト発表、新録曲&再録曲を収録
ベストアルバム『miusic ~The best of 1996-2012~』を発売する坂本美雨
美しく透き通る歌声と独特のコーラスワークでオリジナルの歌世界を作り上げてきた坂本美雨が、16年のキャリアを経て自身初めてのベストアルバム『miusic ~The best of 1996-2012~』を2013年6月26日にリリースする。
1997年のRyuichi Sakamoto featuring Sister M名義で活動開始して以来、自身の音楽性を高めながら、多くのアーティストとのコラボレーションなど常に新しいフィールドを追い続ける坂本美雨。
今回のベストアルバムは、近年における名だたるアーティストたちとの共演や、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組「ディア・フレンズ」(TOKYO FM他 JFN38局フルネット)を通じて新しくファンとなったリスナーたちにとっては、彼女のこれまでのキャリアを振り返ることがきるアイテムである。
また同時に、このアルバムの為に新たに録音された楽曲も収録されることもあって、これまでの熱心なファンにとっても嬉しい作品となっている。
今回のベストアルバム『miusic ~The best of 1996-2012~』は2枚組。Disc 1には一世を風靡したセンセーショナルなデビュー曲「The Other Side of Love」を皮切りに、映画「鉄道員」主題歌や、今回のために新しくボーカルを再録音した新バージョンの大ヒット曲「THE NEVER ENDING STORY」などを収録。
DISC 2には近年の美しいエレクトロ・ポップサウンドに転換したThe Shanghai Restoration Projectとのコラボレーション作品を中心に、新録曲としてデビュー曲の「The Other Side of Love」の新バージョンと、ライブでの歌唱が好評で、以前より音源化が待望されていた小室哲哉の楽曲『永遠と名づけてデイドリーム』が収録予定となっているなど、話題は盛りだくさんだ。
坂本美雨によるデビュー以来の絶え間ない「歌」の追求とその歌声の変化を堪能したい。
また、これまでも坂本美雨の作品を数多く手がけてきたアートディレクター、森本千絵氏がアートワークのディレクションを行う予定で、音楽のみならずジャケットやブックレットも含めて、大いに楽しめそうな作品になりそうだ。