MVの一部カット(C)22/7 PROJECT

 秋元康氏がアニプレックス、ソニー・ミュージックレコーズとタッグを組み、総合プロデュースするデジタル声優アイドル、22/7(ナナブンノニジュウニ)のデビュー曲「僕は存在していなかった」のミュージックビデオが公開となった。

 今作のMVを手がけるのは、劇場版「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」やカップヌードルCM 「HUNGRY DAYS 魔女の宅急便 篇」で話題のタツノコプロ。

 監督に「劇場版 TIGER & BUNNY The Rising」のオープニングアニメーションの絵コンテ・演出を担当し、2017年1月に放送されたTVアニメ「亜人ちゃんは語りたい」で初監督を務めた安藤良を迎え、美術監督には「ソードアート・オンライン シリーズ」「攻殻機動隊 シリーズ」の竹田悠介、CGディレクターに「プリティーシリーズ」の乙部善弘と錚々たるクリエイター陣が顔を揃えた。

 アニメーションキャラクターデザインは引き続き堀口悠紀子が担当している。

MVの一部カット(C)22/7 PROJECT

 「僕は存在していなかった」のミュージックビデオはフル3DCGアニメーションで描かれており、ダンスシーンはもちろん細かい所作にいたるまで、全編にわたって各キャラクターの動きの基になるモーションキャプチャの収録は専門のダンサーやアクターではなく、なんとそれぞれのキャラクターの担当声優のメンバー本人が担当している。

 身体にモーションセンサーを装着し、自らが演じるキャラクターの設定と絵コンテから想像を膨らませ、収録はおこなわれたという。

担 当声優の動き、演技がミュージックビデオ内のキャラクターに反映されるという、フル3DCGアニメーションのミュージックビデオとしては初となるチャレンジにより、まさしくキャラクターとキャストが一体化したとも言える「デジタル声優アイドルグループ」22/7ならではの作品が完成した。

 今作の主人公ともいえるキャラクターである滝川みうを演じる西條和は「細かい自分の動きがすべて反映されていることに驚きました。そしてみうちゃんって本当に存在しているんだな、と今日改めて実感しました。本当に感動しました」と涙で目をうるませた。

MVの一部カット(C)22/7 PROJECT

 そして、7月22日におこなわれた初ライブイベント内で“11人で歌う楽曲がデビューシングルに収録されること”がサプライズ発表されメンバーも会場のファンも涙した楽曲のタイトルが「11人が集まった理由」であることも明らかとなった。

 「11人が集まった理由」、同イベントで初披露され絶賛を浴びた「地下鉄抵抗主義」。この2曲のラジオでの初オンエアも決定。

 「地下鉄抵抗主義」は8月29日深夜0時から放送されるニッポン放送『ミュ~コミプラス』、『11人が集まった理由』は9月3日午前11時から放送の文化放送『A&Gリクエストアワー 阿澄佳奈のキミまち!』でオンエア解禁予定である。

 さらに、デビュー翌日の9月21日には都内某所で『「僕は存在していなかった」リリース記念ライブイベント』がおこなわれることも決定。詳細は22/7のオフィシャルサイトで後日発表されるという。

22/7(ナナブンノニジュウニ)「僕は存在していなかった」music video

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)