(撮影=watanabe'kool'syo)

 4人組ロックバンドのグッドモーニングアメリカが2日、東京・渋谷 TSUTAYA O-WESTで、自主企画イベント『凌ぎ合う』Vol.9をおこなった。ポリープ手術を終えた金廣真悟(Vo、Gt)の“復活祭”と銘打った東名阪ライブのファイナルを飾った。

 金廣真悟(Vo、Gt)のポリープ手術のため、約3カ月間にわたりライブ活動を休止していたグッドモーニングアメリカ。『凌ぎ合う』は、7月から8月にかけて東名阪でおこなわれる自主企画で、“金廣真悟 復活祭”と銘打っておこなわれていたもの。ソールドアウトで迎えたこの日のライブは、ゲストバンドにPAN、爆弾ジョニーを迎え、渋谷 TSUTAYA O-WESTを満員のファンが埋め尽くしおこなわれた。
 対バンライブの最後に登場したグッドモーニングアメリカは、「キャッチアンドリリース」「鉛空のスターゲイザー」「その手伸ばして」と序盤から叩きつけると、たなしん(Ba、Cho)は「帰ってきたぜ東京! “金廣真悟 復活祭”と称して東名阪やらせてもらいましたけど、今日がファイナルですよ!」と煽る。

 渡邊幸一(Gt、Cho)は「爆弾(ジョニー)は、3年前に『めざましライブ』でツーマンをやって以来。爆弾も復活してなかなかタイミングが合わなかった」と対バンの実現を喜び、ペギ(Dr、Cho)は、ライブハウスでの共演は初となるPANについて「岡山での大先輩なので、こうしてできて嬉しいです」と語った。

 ここで今一度この日の出演者に向けて拍手が送られると、金廣は「“復活祭”なので高い曲ばっかりやります。楽しんでください」と「アブラカタブラ」からたたみかけるように披露していく。

(撮影=watanabe'kool'syo)

 高校から活動を始めたバンドは、途中2年間の活動休止期間を挟みつつも、これまで止まることなく活動を続けてきた。渡邊は「こんな生活をしてたから、この3カ月めちゃくちゃ長かった」と思いを明かし、金廣も「当時の2年間の休止と、今の3カ月の休止は全然違って、自分たちの場所があるかどうかはとても不安でした。歩みは止めず進んでいくので、これからもずっと一緒にいてくれたら嬉しいです」と語り、大事な曲をと選んだのは「花」。

 そして「イチ、ニッ、サンでジャンプ」「未来へのスパイイラル」で大合唱を巻き起こし、4人は深いお辞儀をもって本編を終了した。

 アンコールに再登場したバンドは、11月11日に地元・八王子にておこなう『八王子天狗祭2017』について「(昨年開催して)まだまだ2年生ですけど、素晴らしい場所にします。出演者も本当に素晴らしいメンツなので、楽しみにしていてください」とファンの期待を煽る。そして「コピペ」で沸かし、たなしんによる恒例の「ファイヤー!」でライブを締めると思いきや、予定外のもう一曲を届けることに。「今日は皆さん本当に来てくれてありがとうございました!」「ファイヤー!」の大歓声の後に「また会えるよね」で幕をおろした。

セットリスト

グッドモーニングアメリカ企画「凌ぎ合う」

8月2日 東京・渋谷 TSUTAYA O-WEST

1. キャッチアンドリリース
2. 鉛空のスターゲイザー
3. その手伸ばして
4. アブラカタブラ
5. タイムスリップしたみたいに
6. Beep!Beep!
7. inトーキョーシティー
8. 花
9. イチ、ニッ、サンでジャンプ
10. 未来へのスパイラル
Enc1. コピペ
Enc2. また会えるよね

この記事の写真

記事タグ 


コメントを書く(ユーザー登録不要)