タウンワークCM「オーディション番組」編(30秒Ver.)一コマ

 松本人志(53)が出演していることで話題の『タウンワーク』の新CMに、渡辺直美(29)が登場。28日に放映が始まった。関係者によれば、松本と渡辺のテレビCM共演は今回が初めてだという。

 渡辺はビヨンセの曲に乗せたダンスで一躍人気になった。今回の新テレビCMでは、オーディション番組を舞台に、渡辺はオーディション参加者役としてダンスを披露、松本は審査員役を演じた。

 その物語はこうだ。

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タウンワークCM「オーディション番組」編(30秒Ver.)一コマ

 松本は辛口審査員の一人として審査席から厳しい表情でステージを見つめる。そのステージ中央にはスポットライトを浴びるオーディション参加者の渡辺。「バイトアプリはタウンワーク!」と歌い出し、BGMにのせ、踊り出す。

 ダンスは、軽くステップを刻むような動きから始まり、徐々に大きな動きを交え、ダイナミックに。はじめは訝しげな観客たちも次第にそのパフォーマンスに魅了され、自然と手拍子と歓声で盛り上げる。クライマックスでは完全に会場の心をつかんだ渡辺のダンスに対し、審査員も拍手喝采。

 そうしたなか、ひとり険しい表情の松本がマイクを持つと「(直美さんがサンキューと発したことに対して)何がサンキューだよ!」と一言。一瞬で緊張に包まれる会場。

 誰もが固唾を呑んだ次の瞬間、「こっちがサンキューって言いたいよ!」と優しく語りかけ、「バイトアプリはタウンワーク!」と、声高らかに宣言すると、渡辺は喜びで涙ぐむ。

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タウンワークCM「オーディション番組」編(30秒Ver.)一コマ

 振付は撮影現場で指導を受けたという。細かなステップや複雑な手足の動きもあり、習得には少し時間がかかることも想定されていたようだが、渡辺はわずか10分ほどでマスター。振付師もその習得の早さに舌を巻いていたという。

 本番もスムーズに終わったようだが、松本を前にしたダンスパフォーマンスに渡辺は「本当のオーディションみたいでドキドキしました」と振り返っている。

 そもそもなぜ、今回はダンスオーディションを舞台にしたのか。その理由を同社広報の担当機関に問い合わせところ、「松本さんが毎回少し場違いな場所でメッセージを発言する、という基本の方針は変わらない」としつつも、詳細については回答が得られなかった。

 一方で、渡辺を起用した理由については以下の通りに説明があった。

 「タウンワークの主なユーザーである高校生、大学生のバイト探し手段が、webからアプリに変わってきていることを受けて、本CMからタグラインを『バイトするなら、タウンワーク。』から『バイトアプリは、タウンワーク。』にリニューアルしました。このメッセージを訴求するにあたって、「インスタ女王」の渡辺直美さんは、親和性が高く、高校生、大学生からの人気も高いため、今回起用にいたりました」

 また、ダンスを披露している際に使われているBGMについては「本CMのために作成したオリジナルの楽曲」だといい、曲名はないという。熱のこもった激しいダンスでファンを魅了する渡辺。今回も“松本審査員”をも唸らせるダンスパフォーマンスで視聴者の心を掴む?(武田雄樹)

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