松本人志

 活動休止を発表したダウンタウン松本人志が出演を予告していたものの見合わせとなったフジテレビ系『ワイドナショー』が14日放送され、司会の東野幸治は「出演する話も当初はありましたが、今回はフジテレビと吉本興業が双方で協議し総合的に判断した結果、最終的に出演はなしになりました」と説明した。

 番組では、松本人志の一連の報道を取り上げた。その中で『ワイドナショー』への出演が消滅となったことについて東野幸治は、犬塚浩弁護士に見解を求めた。

 犬塚氏は「疑惑の渦中の人をテレビの中に呼んでインタビューすることは過去にもあった話なので、出ること自体は過去にもありました。ただ出てきた以上はある種、被害者の側になった鋭い質問や証言の矛盾を突いていくような形にしないと放送内容は平等にならないわけで、ここにお見えになってもそれができるかはちょっと難しいわけですので、お見えにならなかったのは結果としてはそうならざるを得ないのかなと思います」と述べた。

 これを受ける形で田村淳が東野に「来た方がいいと思いました?」と質問を投げかけた。

 東野は「『裁判が終わるまで休みます』っていうのを言いたいのかなと。放送法とか公平性はたぶんテレビの人ですから分かっていると思うからそんなことを言うつもりではなく、それは裁判で白黒はっきりさせましょうと。『こういうことでお休みさせて頂きます』っていうのを関係者とかファンの方に言いたいんだろうなという汲み取り方をしました」と明かした。

 東野の言葉に頷いたのは、オズワルド伊藤俊介。「僕もそう思いました。みんな心配じゃないですか。心配というか、どういう状態なんだろう、松本さんって。だから休む前に最後『こういう状態やで』だけを見せるに来るつもりなんだろうな」と慮った。

 対する田村は「それでも心配だったからこそここには来ない方がいいという判断をしてXに投稿したんですけど、身内でかばうような構図に見えちゃって、かばってないにしてもかばっているように見えちゃうことは松本さんのためにならない。松本さんご自身の意見を言う場所がないので、もし『ワイドナショー』に出るんだったら記者会見をするなりYouTubeで思っていることを発信するなりやったらいいと思ったんですけど、『ワイドナショー』に来ないとなったので、だったら会見もYouTubeで話すこともやめて全力で裁判にいってほしいなと思いました」と述べた。

 松本人志は8日に自身のX(旧ツイッター)に「事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす」と投稿。その翌日には「ワイドナショー出演は休業前のファンの皆さん(いないかもしれんが)へのご挨拶のため。顔見せ程度ですよ」と投稿している。

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