24日都内でおこなわれた発表会で意気込みを語った石川さゆり

24日都内でおこなわれた発表会で意気込みを語った石川さゆり

 2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて夏祭りや盆踊りを通して盛り上げようと、1964年に制作された「東京五輪音頭」をリメイクした「東京五輪音頭-2020-」がこのほど制作され、その歌唱者が石川さゆり、加山雄三、竹原ピストルに決まったことが24日、都内でおこなわれたイベントで発表された。

 「東京五輪音頭-2020-」は公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が企画した。「HAPPY」と「PEACE」をテーマに、「東京五輪音頭」の曲調・歌詞を、東京2020大会を見据えてアレンジ。「パラリンピック」の要素を加え、全ての人がスポーツを楽しむことを表現した。

 また、障がいの有無や国籍に関わらず、楽しく踊ることができるように、星野源や椎名林檎などのMVなどにも携わった振付師の井手茂太氏が新たに振付を考案した。

 この日、浴衣姿でイベントに出席した石川さゆりは「(東京2020大会では)日本の素敵な文化や音楽を(来日した外国人が)持って帰ってもらえたら嬉しい」とその想いを述べ、そのワンフレーズを歌い、紹介した。

 また、ビデオでメッセージを寄せた加山雄三は「『東京五輪音頭-2020-』を歌えて、幸せだなぁ。みなさん、一緒に歌ってください」とコメント。竹原ピストルは手紙を寄せて、代読で「弾き語りで精一杯歌わせていただきます」とのコメントが紹介された。(取材・撮影=木村陽仁)

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