ライブのもよう(撮影=上山 陽介)

 6人組声優アイドルユニット・i☆Ris(アイリス)が17日、東京・かつしかシンフォニーホール モーツァルトホールで『i☆Ris結成5周年記念Live~5 years old! Everyone comes together☆~』を開催した。同公演は、i☆Risの結成5周年を記念したもの。この日は、昼・夜2公演を設け、約2800人を動員する程の熱狂ぶりを見せた。ライブ終盤では、11月6日、7日にデビュー5周年をお祝いする記念ライブ『i☆Ris 5th Anniversary Live』の開催を発表した。

 本公演は結成5周年を記念したスペシャルな内容となり、前半は「i☆Ris真夏の大運動会」、後半はアイドルモード全開の「スペシャルライブ」の2部構成で進行。

(撮影=上山 陽介)

 冒頭、司会の呼び込みで各メンバーがそれぞれのテーマカラーのジャージ姿で登場。「チーム澁茜山(澁谷・茜屋・山北)」と「チームWAKAI(若井・芹澤・久保田)」のチーム対抗戦で、障害物を頭上に乗せてタイムを計る『バランスリレー』、運動会の定番『大縄跳び』、体力と女子力が試される『勝ち抜き尻相撲』、運動会なのに頭脳戦?!な『i☆Risクイズ』など盛りだくさんの競技内容となっていた。

 『バランスリレー』では、普段おっとりキャラの久保田がコント走りを披露し会場を大いに沸かせた。『大縄跳び』では各チーム奮闘するも「チーム澁茜山:72回/チームWAKAI:69回」という僅差の大勝負になった。そして『尻相撲』では澁谷がまさかの才能を発揮し、すいすいと勝ち抜き『ケツクイーン』との称号が与えられた。

 ちなみに、最終的なチームの勝敗は『チーム澁茜山:22ポイント/チームWAKAI:25ポイント』でチームWAKAIの勝利となったが、この勝敗を受けて、山北が「悔しい」と号泣する一面もあった。

(撮影=上山 陽介)

 後半戦はライブに突入。ギンガムチェックのラブリーな衣装に身を包み、アイドルモード全開で全8曲(アンコール1曲含む)を披露。盛り上がり必須の「§Rainbow」からスタートし、芹澤への「ゆーちゃん!」コールも会場へ鳴り響く中、澁谷や他メンバーも「もっとー!!」と煽り、さらに温度を上げていく。

 続いて「徒太陽」や「YuRuYuRuハッピーデイズ」も披露。さらに昨年の8月にリリースされたシングル「Re:Call」のカップリング曲「真夏の花火と秘密基地」の初披露に続き「ユメノツバサ」を情熱的に歌い上げ、先ほどまでの運動会でのはしゃぎっぷりを一掃しカッコいい姿を見せた。

 そして、山北早紀の「今日は前半ではアスリートになって…次はお人形になって披露しちゃうよ!」という前振りから「幻想曲WONDERLAND」へ。定番曲でもあるこの曲の最後には、久保田未夢が「ちょっとお馬鹿で個性的なi☆Risをこれからもよろしくお願いします♪」と可愛いセリフで締め、会場からは<Yes!!>の代わりに大きな歓声が響いた。

 本編最後には、着用している衣装のタイアップ曲「Daily Berry!!」を披露し、会場はさらに大きく盛り上がった。アンコール曲の「Everybody Let‘s Go!」では客席に降り、メンバーがパフォーマンスする一面も。ステージの端から端まで、メンバーそれぞれが駆け回り、ファンと一緒に盛り上がって楽しんでいる表情はキラキラ輝いていた。

 また、間奏で山北がステージ脇に消えたと思いきや、その手に「茜屋23歳バースデーケーキ」を持って再登場。ライブの前日、7月16日に23歳になったばかりの茜屋は「すっかり忘れてた!! ありがとう!!(笑)」と素で驚いていた。

 そしてさらに、サプライズで「i☆Ris 結成5周年おめでとう」のケーキも用意されており、それを受けて、会場からは「ハッピーバースデー」の大合唱プレゼントもあり、メンバーは感動しながらも少し照れくさそう嬉しさを噛みしめていた。

 ライブの最後には新情報も解禁。11月6日・7日にデビュー5周年を記念した『i☆Ris 5th Anniversary Live』の開催決定を発表。そして、最後に盛り上がったメンバーから「もう一曲やりたい!!」とアンコール2曲目へ。メンバーの緊急会議の結果「Shining Star」が披露され、会場の盛り上がりは今までで最高のものとなった。

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