黒猫チェルシー、松岡茉優・初主演映画の主題歌に決定
黒猫チェルシー
黒猫チェルシーの新曲「ベイビーユー」、松岡茉優(22)の初主演映画『勝手にふるえてろ』(大九明子監督、綿矢りさ原作、12月23日公開)の主題歌に決定した。
映画は、綿矢りささんが2010年に発表した小説をもとにした作品。松岡茉優演じる24歳まで片思いしか恋愛経験がなかったOL・ヨシカが、突然交際を申し込んできた同期の二との「リアルな恋愛」に乗り切れず、「脳内の片想い」を続けている中学時代の同級生・イチと再会するために同窓会を計画する。
本映画には同バンドのボーカル渡辺大知も出演。松岡茉優の「“リアルな恋愛”の彼氏」を演じる。
その渡辺大知は主題歌決定について「“映画が終わるとき、こんな感じで終わってくれたら、おれは嬉しい!”という自分なりのこの映画への愛が伝わればと思って曲を書きました。出演して、現場の空気を感じた上で主題歌を作れたのはとても贅沢なことだなと思います。実際にこの曲が映画でかかるのはまだ観れてないんですが、試写を観た主演の松岡さんが『主題歌、素敵だった』と言ってくれて、それが嬉しかった。いい曲ができちゃったぜ。冬が来たら、甘酸っぱさをもらいにおれも映画館に観にいこうと思う。公開が楽しみです」と述べている。
また、松岡茉優は「壁ドン顎クイ肩ズン。そりゃあキュンキュンするけれど、ベイビーユーを例えるなら不器用に正面からただ抱きしめる映画をご覧の際にはぜひこの温かさを感じてください」とコメントしている。
大九明子監督は「主題歌…というよりはむしろ、この映画をどう終わらせるかを考えた時、大知くん演じるところのニ君の歌声で閉めたいと思い、黒猫チェルシーにお願いしました。大知君は、物凄く真面目に頭で考えるタイプで、決して“あ、降ってきた”とか言って曲を作る人ではないのです。悶え苦しむ姿は、まるでニっぽくて、超絶チャーミングでした。おかげさまで聴きたかった楽曲を頂戴できて嬉しゅうございます」としている。
なお、今回この発表に合わせて、楽曲の冒頭15秒が主題歌決定トレーラーとして公開された。
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