ペンギンとコラボしたエグスプロージョン

 「まちゃあき」と「おばらよしお」による2人組ダンスユニットのエグスプロージョンが12日、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場で、ミニアルバム『Q』のリリース記念イベントをおこなった。この日は、謎の覆面ダンサーである「ひとりでできるもん」も参加し、新曲を含む4曲を披露した。

 『Q』はエグスプロージョンが12日に発売するミニアルバム。この日は、エグスプロージョンが組んでいるダンスユニット「EDISON」のメンバーで、謎の覆面ダンサー「ひとりでできるもん」も参加。彼らの代表曲「本能寺の変」や、同アルバム収録の「BARIKUROU」「Novel」を披露し、躍動感のあるダンスパフォーマンスで観衆を楽しませた。

 池袋サンシャイン水族館がリニューアルする日が12日で、エグスプロージョンのミニアルバムリリース日も同日。加えて、同アルバムには「ペンギン」という楽曲が収録しているという縁から、サンシャイン水族館のコーナー「空飛ぶペンギン」の水槽の前で、ミュージックビデオの撮影をおこなったという。

 まちゃあきは「水槽が凄いんですよ。水槽の向こう側がビルになっていて、ペンギンが空飛んでいるように見えるんですよね。ただね、ペンギンが不思議だなって思ったのが、端っこの方に行っちゃったんですよね。良い画撮りたいんで、飼育員の方に餌投げてもらって撮影しました(笑)」とペンギンとの撮影風景を振り返った。

 「ペンギン」とコラボに関してまちゃあきは「テレビでたまたまサンシャイン水族館のペンギンコーナーが出来るの見てたんですよ。僕達も『ペンギン』という曲があるんで、ここで撮影できるかな?って無茶ぶりを事務所にしたんですよ。そしたらあるよ! あるよ!って話が進んで出来ることになったんです。思い描いた夢がすぐ叶ったんで光栄です」と喜びを露わにした。

 MVで動物とコラボするのは初めて。おばらは「僕達のMVって動物とかと撮影する機会がないので、こういう色んな事と混ぜこぜでやっていきたいなって凄く感じました。やってみて面白かったですね!」と今後の撮影に活かしたい想いを述べた。

 噴水広場で踊るのは初めてという2人。まちゃあきは「まさかここに立たせておらえるとは思わなかったです。一番驚いたのが、ステージ下のタイルがトリックアートのように見えて、どこで踊るかわからなかった。初め噴水の中で踊るかと思った(笑)ダンサーとしては、テンションめっちゃ上がった」と興奮気味にコメントした。

 まちゃあきは6月に一般女性と結婚し、第1子の誕生を発表。子育てに関しては「抱っこしても泣くんで、訳のわからない歌を歌ってますね。ダンスのマネはまだ出来ないんで、手を電車のマネをさせるぐらいです」と父親ぶりをのぞかせた。

 将来どんな子に育ってほしいかについては「ダンサーとは絶対結婚させたくないですね! 収入が苦しいので。できれば公務員とかね、一番安定してる大事。夢がねーか(笑)」とユーモアさを交え、コメントした。

 サンシャイン水族館とコラボしたMVは、まだ未完成のため、この日ステージ上で追加映像を撮影。楽曲「ペンギン」を披露しながら、ファンと協力しMVを撮影した。最後には、サンシャイン水族館から実際にペンギンが登場。エグスプロージョンとひとりでできるもんで記念撮影をおこない、観客を喜ばせた。

 なお、「ペンギン」のMVは22日にエグスプロージョンチャンネルで公開される。(取材・撮影=橋本美波)

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