福山雅治

 福山雅治が、武井咲主演で新たにドラマ化される、松本清張の不朽の名作『黒革の手帖』(テレビ朝日系)主題歌を担当、書き下ろしの新曲を提供することが分かった。

 福山にとっては、日本テレビ系『花咲舞が黙ってない』主題歌として提供して以来、自身名義としては2年ぶりとなるTVドラマ主題歌となる。また、テレビ朝日のドラマ主題歌を担当するのは今回が初めて。

 今回の主題歌の起用に際し福山は「タイトル『聖域』は、自分の中の守るべき場所、あるいは自らが望むあるべき姿への憧れという意味を込めました。幸せも不幸せも、豊かさも貧しさも、他人が決めるのではなく自分で決める。武井咲さん演じる主人公は、とても強く、とても繊細な孤高の人、というイメージで作詞をしました。と同時に、実際の武井咲さんがこんな女性だったら、という妄想も含めて」と語っている。

 一方のテレビ朝日・総合編成局ドラマ制作部の中川慎子プロデューサーは以下の通りに、コメントしている。

 ――今回の「黒革の手帖」ヒロイン元子は銀座の最年少ママとして、若さを追い風に驚くほど大胆に物事を反転させていく女性です。そんな女性を「一人ぐらいこんな女がいてもいいじゃない」と誰に面白がってもらえたら、より絶対的なヒロインと成り得るのか―。その観点から「福山さんにこの悪女を是非託したい!」と制作陣一同で熱望しました。

 いただいた主題歌はダークヒロインのしたたかさ、艶っぽさ、何より覚悟が見事に掬い上げられ、さらなる高みへ駆け出す悪女の姿が浮かびます。福山さんからいただいた強烈なエネルギーを胸に、元子ともどもこの夏を闘い抜きたいと思います。――

 福山はツアーとしては実に3年ぶりとなる、2018年の全国アリーナツアー開催が先日発表され、音楽モード全開となっている。

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