シノ爆ロックこと篠原信一とアルスマグナ

 2.5次元コスプレダンスユニットのアルスマグナが27日、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場で、ニューシングル「全開で行こう」のリリース記念イベントをおこなった。この日は同曲のミュージックビデオに出演している柔道家でタレントの篠原信一が、白塗り&髪を逆立ちにさせた巨漢デスメタルバンドのボーカル“シノ爆ロック”として登場。同曲をアルスマグナと歌唱し、トークを繰り広げた。そして、エアギター対決も展開され、負けた神生アキラを“大腰ロック”という技で投げ倒した。

 新曲「全開で行こう」は、28日にリリースする9枚目のシングル曲の表題曲。数多いアルスマグナのダンスレパートリーの中から、ロックダンスを引き出すことが出来るロック調のサウンドとなっている。それに加え、フルスロットルで生きようというメッセージが込められているポジティブロックソングで、MVには柔道家でタレントの篠原信一が、白塗り&髪を逆立ちにさせた巨漢デスメタルバンドのボーカル“シノ爆ロック”として登場。そのMVが話題を呼んでいた。

 この日、池袋サンシャインシティ噴水広場には1000人のアルスメイト(ファンの名称)が集結。カラフルなケミカルライトを手に、アルスマグナの登場を今か今かと楽しみにしているようだった。開演時刻になると神生アキラから「敵は何処だ!? 噴水広場のみんな大丈夫か!? 地球のメイトの平和は俺たちが守る!!」という声が鳴り響き、アルスマグナが登場。アルスメイトからの大歓声とともに、1曲目には「全開で行こう」のカップリング曲「イレギュらレンジャー」を披露。シンクロ率120%のキレキレのダンスと、ノリの良いパフォーマンスを魅せつけアルスメイトを魅了した。

シノ爆ロックこと篠原信一に投げられる神生アキラ

 「イレギュらレンジャー参上!! ひとまず、サンシャインシティ噴水広場の平和を守れたぞ!」とアキラが声をあげ、5人それぞれが自己紹介。そして新曲「全開で行こう」でみんなが出来るフリを教えたいという彼らの想いから、朴ウィトを筆頭に簡単なフリ講座がおこなわれた。

 その後、新曲「全開で行こう」を披露。躍動感あるダンスパフォーマンスと歌を届けている最中、ここで巨漢デスメタルバンドのボーカル“シノ爆ロック”に扮した篠原信一が乱入。リズムにノリながら歌唱し、アルスアグナとともにイベントを盛り上げた。

 「今日は“シノ爆ロック”のライブに来てくれてありがとう!」とシノ爆ロックが言うと、アキラはそれを遮るかのように、「違う違う違うよ!! 誰がシノ爆ロックの前座だ!」とツッコミ。アキラはシノ爆ロックに「久々に会うけどやっぱ大きいね」と言葉を投げると、シノ爆ロックは「まあね。柔道家の篠原に似てるってよく言われるんだよね」と回答。続けてアキラは「似てるって言われるときどう否定するの?」と話すと、シノ爆ロックは「(篠原より)俺の方が男前やもん」と自信満々の言葉を返した。

シノ爆ロックこと篠原信一に締められるタツキ

 1000人のアルスメイトから黄色い歓声を浴びたシノ爆ロックは「人気物は違いますね~参っちゃうな俺」とコメント。それに対し九瓏ケント先生は「嬉しそう~!」とにやついた顔でツッコミ。シノ爆ロックは「だってこんなにキャーキャー言われる事ないから!ちょっと恥ずかしい…(笑)」と照れた表情を見せた。

 続いて泉奏から「せっかく来て頂いたので、本物のロックってものを見せて頂きたいですね」と言葉が振られると、それに応えようと、シノ爆ロックはエアギターを披露。豪快なパフォーマンスにアルスメイトから歓声が湧いた。

 その後、アルスマグナのメンバーでエアギター対決に。シノ爆ロックは審査員となり、ケント先生VS榊原タツキ、アキラVS泉VS朴という割り振りで勝負を展開。それぞれ面白可笑しいエアギターのパフォーマンスに、大歓声が飛び交った。

 審査員のシノ爆ロックは、誰が一番良いかは決められないということで、一番最悪な人を決めることに。結果は「ロックを一番なめている」というパフォーマンスをしたアキラが選ばれてしまい、シノ爆ロックによる“大腰ロック”という技で投げ倒された。さらに、シノ爆ロックの矛先がタツキにも向いてしまい、“大腰ロックからの締めロック”という技の餌食に。アルスメイトの黄色い歓声と、タツキの絶叫に包まれながらイベントは大盛況に終わった。(取材・撮影=橋本美波)

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