元三木道山のDOZAN11、病気で寝たきりだった過去を告白

楽曲「Lifetime Respect」で知られる元「三木道山」のDOZAN11が8日放送のテレビ東京系『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』に出演。自律神経の乱れから“寝たきり”生活を余儀なくされていた過去を明かした。
この日の放送に出演したDOZAN11。「三木道山」名義で2001年に発表した楽曲「Lifetime Respect」がレゲエ史上初のオリコンチャート1位を獲得。活躍が期待されるなか、テレビから姿を消し、最近になりテレビ出演する機会を増やしていることが紹介された。
2002年に三木道山としては引退し、その後に作詞などの仕事では「DOZAN」名義にしていたといい、2011年頃から「DOZAN11」を名乗っている。
テレビから姿を消した理由を尋ねられたDOZAN11。活動休止する原因となる出来事があったといい、「10何年かの間に身体、悪い時期がたくさんあって、寝たきりになった時が結構、多かったんですよ」と語ると、スタジオには驚きの声が挙がった。
さらに、「病気とか、ケガとか。自律神経がうまくいかなくなったのか、よくわからないんですけど、倒れて動けなくなっちゃって」と続けたDOZAN11。アクティブとリラックスを司る交感神経などが乱れてしまったといい、2~3年ほど寝たきりの生活を送ったのだという。
DOZAN11は「交通事故も何度も遭ってますし」と自らに振りかかってきた災難を語る。デビュー当時、火事で置いていた差し歯が焼けたため、「デビュー作から5曲目くらいは歯がない状態」で歌唱していたことを明かすと、スタジオの笑いを誘った。
また、「Lifetime Respect」の誕生秘話にも触れたDOZAN11。「レゲエ自体がそんなにポピュラーなジャンルじゃなかったから、芸能界の入り口だとも思わなかったし、音楽してるつもりもあんまりなかったし、後で気が付いたんですよ『これは音楽だな』って」。
それまでは「日本の音楽で自分の気持ちとか、アイデンティティーを投影してくれるものがあまりなかった」と語るDOZAN11だったが、「何するんやろなってところで出会ったのがレゲエ」と、レゲエミュージックとの出会いを明かした。
そして、「音楽的知識はほとんどなかったんですよ。音楽、作詞作曲してる方だったらわかってるようなことは、例えばコードとか、キーとか、小節とか何もわかってなかった」と、「Lifetime Respect」を世に出した当時を振り返ると、スタジオを驚きで包んでいた。
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