EXILE・AKIRA

EXILE・AKIRA

 EXILE/EXILE THE SECONDのAKIRAが6日、都内で、メモリアルブック『THE MAN OF EXILE AKIRA 2006-2016』の発売記念イベントをおこなった。それに先駆けた報道陣向けの囲み取材に応じたAKIRAはこの作品について語りながら、今後については「これからは自分達が中心になって作っていく立場になりたい」とビジョンを伝えた。さらに写真集の中の衝撃的なショットについては「SNSの反響が若干心配」と苦笑いも見せた

 この写真集はEXILEに加入して10年を迎えるAKIRAの軌跡を1冊にまとめたメモリアルブックで、EXILEに加入した日である「6月6日」に合わせた発売となった。撮影はAKIRAにとって、EXILEに参加するという決意をした原点の場所だというロサンゼルス。そして彼の人気ぶりは、イベントの定員1000人分の早々に整理券が無くなってしまうほど。

 囲み取材の場に姿を見せたAKIRAは、写真集について「このEXILEが駆け抜けてきたこの10年というのは素晴らしく、物凄い経験をさせてもらいました。この10年を経て、もっともっと“EXILE魂”で突き進んでいこうという意志を込めて作らせて頂きました」とこの作品について語った。

 写真集には撮り下ろしの物から、これまで公開される事のなかったAKIRA自身やメンバーのオフショットも含まれているという。これについては「2006年から2016年までどのページも、見応えがあると思います。自分の見てきたEXILE全てがここに詰め込まれていますね」とコメント。

囲み取材に応じたEXILE・AKIRA

 このメモリアルブックはメンバーも見ているそうで、彼らの反応については「めちゃくちゃ喜んでくれたり、懐かしがってくれました。ATSUSHI君が自分で持ち込んでくれた写真があるんですけど、それが衝撃な写真で。その写真だけ袋とじにしようかと思いました」と意味深な発言をしてから「SNSの反響が若干心配」と苦笑いを見せた。

 ロサンゼルスへは、まだEXILEのスタッフとして関わっていた頃に、「HERO」(2004年)のミュージックビデオ撮影で帯同して訪れた事があるという。AKIRAは「その時に見たEXILEが本当に格好良くて、『自分もEXILEになる』と誓った場所なんです」と回想しながら、「その撮影の時にHIROさんは35歳で、今の僕と同じ年齢なんです。だからその場所で今後の決意表明をしたりするのは何か意味があると思います。これからの10年色濃く活動して、成長して、もっとエンターテインメントを届けたい」と述べた。

 HIROについては「メンバーであり、地元の先輩くらいに親しくさせて頂いてますし、(LDHの)社長としてもしっかり引っ張ってくださっています」と語った。さらに「10年経って、一番下っ端だった僕が今ではEXILE TRIBEを中心核として引っ張っていく立場になっています。そういう意味でも今度は自分が後輩を背中で引っ張っていきたいなと思っています」と重ねた。

 また今後については、「僕たちの世代がEXILEを引っ張っていく存在になるので、新しいエンターテインメントで楽しませていきたい。今まで良い意味で『EXILE』という大きな海で泳がせて頂いたので、これからは自分達が中心になって作っていく立場になりたいですね。俳優としても成功したいです」と意気込みを話した。

 6月6日という記念日については「自分がEXILEに加入した日を覚えていてくださるという事がまずありがたいです。SNSでもお祝いを頂きました。皆さんと触れ合う事で沢山のパワーを頂けたら嬉しいです」とした。

 報道陣から、自身の出演映画『たたら侍』が上映わずか3週間で打ち切りになった事についての質問が挙がると「びっくりしましたね。もっともっと素敵な作品を作っていきたいと想いはあります」とコメント。

 メモリアルブックの出来は「点数を付けるのは恥ずかしいですけど、チームとしては120点の出来」と述べた。その後、発売記念イベントがスタート。沢山のファンが押しかけていた。(取材・撮影=小池直也)

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