青春ダンスアニメ『ボールルームへようこそ』のOP曲を書き下ろしたUNISON SQUARE GARDEN

 3ピースロックバンドのUNISON SQUARE GARDENが、7月8日からMBS系で放送される新アニメ『ボールルームへようこそ』のために新曲「10% roll, 10% romance」を書き下ろした。同作は、作詞作曲を手掛けた田淵智也(Ba)が原作を読み込んで制作。田淵は「作品内の彼らが自由自在に踊り回れるように」という想いを込めたとコメントしている。

 『ボールルームへようこそ』は、漫画家・竹内友氏による同名マンガが原作。主人公である平凡な中学生・富士田多々良が、とあるきっかけで社交ダンスに出会い、その魅力に目覚めていく様子を描く青春ダンスアニメ。単行本既刊8巻の累計部数は160万を超える人気作品。

 このアニメのために書き下ろした「10% roll, 10% romance」は、作詞作曲を手掛けた田淵が原作を読み込んで制作。バンドの持ち曲の中でも最速のBPM(演奏のテンポ)に当たる性急なビートの上で、軽やかに歌う斎藤宏介(Vo、Gt)の歌声が印象的なナンバーになっており、主人公の若さ故の焦りと葛藤を想起させる。

『ボールルームへようこそ』(c)竹内友・講談社/小笠原ダンススタジオ

 同曲を制作した田淵は「この作品がアニメ化すると聞いたときにOPの画に備わっててほしいのは『実写でぎりぎり表現できないぐらいの速さ』だと思いました。『ぎりぎり』というのが重要で、細かくBPMをトライしながら作りました。軽快に爽快に、あまりにもポップな楽曲に乗せて物語は始まります。作品内の彼らが自由自在に踊り回れるように僕たちから最大級の賛美に代えて、この曲を送ります。お手をどうぞ!」と曲へのこだわりを語っている。

 なお、同曲を使用した最新アニメPVは、6月7日午後10時からYouTube LIVEと、ニコニコ生放送で2元生中継される『TVアニメ「ボールルームへようこそ」特別番組 ~放送まで待てない!トライアルレッスン~』のなかで初公開される。

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