NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』で9年間、うたのおにいさんを務めた横山だいすけが26日、日本テレビ系朝の情報番組『スッキリ!!』に登場。民放テレビ初出演を飾ると、ファンから大きな反響が挙がった。

 登場した横山が「初なので、すごく緊張しています」と民放テレビ初の出演となることを伝えると、出演陣は総立ちで横山に向かって手を振り、女優の本上まなみは「初めて、初めて、初めましてです~」と、『おかあさんといっしょ』では定番の曲「はじめてはじめまして」の歌詞を使い興奮気味に喜びを表した。

 司会の加藤浩次は横山に対して「NHKのああいう番組って、何年契約とかあるんですか?」とストレートに切り出すと、横山は「ないですね。一年更新なので」と驚きつつも丁寧に切り返した。加藤も半年更新であることを告げると、横山は「一回一回、勝負みたいな感じなんですね」と感心する様子だった。

 番組では、横山が都内の幼稚園を訪れ、園児や保護者からの大歓声を浴びる姿を映し出し、3歳から音楽教室に通い、高校時代に“うたのおにいさん”を目指したことを紹介した。

 VTRのなかで横山は「歌が好きで、子供が好きで、それにかかわる仕事をやりたいな」との気持ちが芽生えるなかで、小学校入学前の子供は柔軟な脳を持ち、そのタイミングで心を豊かにする音楽を届けることの大切さを知った。そして、「あ! うたのおにいさんになればテレビを通して、全国の子供たちに歌を届けられるじゃないか」と感じ、“うたのおにいさん”を志したことを語った。

 その後、横山は卒業後初となるテレビでの生歌を披露。『おかあさんといっしょ』での卒業ソング「にじのむこうに」を歌唱すると、出演陣も合いの手を入れながら大盛り上がり。横山は「とっても緊張しました。皆さんが温かい目で見てくださったので、僕もそれに力をもらいました」と感想を話していた。

 この横山のテレビ出演は、ネット上でも大きな反響を呼んだ。今年3月30日に『おかあさんといっしょ』を卒業した際には、ネット上で惜しむ声が続々と挙がるなど、「だいすけロス」として反響を広げており、多くの視聴者にとって待ちに待った瞬間だった様子。

 ツイッターなどSNS上には「朝から元気もらったー」「朝からウルウルした!」「にやにやしちゃった」「生歌披露では、帰ってきたみたいで、泣けてきたよ、もう」などと感激の声が続々と寄せられた。

 さらに、子供を持つ親と思われる投稿では、「『(スッキリを観てる)みんな~! 元気~?』でバッと遊んでたミニカー置いてテレビの前で準備するあたり、子の体にも横山だいすけが染み付いてる」とのコメントも見られ、横山の存在の大きさを伝えている。

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