歌手の宇多田ヒカルが9日、公式サイトで、3月1日から所属レコード会社をソニー・ミュージックレーベルズに移籍することを発表した。

 サイトで、宇多田は「この度、ソニー・ミュージックレーベルズ に移籍することになりました」と報告。「昨年、長い休養を経て新しいアルバムを制作、発表し、音楽家としても一人の人間としても転機を迎えたという実感があり、ユニバーサル ミュージックとの契約が満了したこのタイミングで、アーティストとしての初めてのお引っ越しを決めました」と続け、心機一転の移籍であることを説明した。

 さらに、「東芝EMIでデビューして以来、ユニバーサル ミュージックに至るまでの活動を支えてくださった皆様には感謝の気持ちしかありません」と感謝の文面をしたため、「これからも新しいことに挑戦し続けていきたいと思います」と意気込みを伝えている。

 2010年に活動を休止した宇多田は、昨年4月に音楽活動を再開。NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の主題歌「花束を君に」などを発表し、9月にリリースした8年ぶりとなるアルバム『Fantome』もヒットし、第58回日本レコード大賞・最優秀アルバム賞を受賞している。

 ソニー・ミュージックレーベルズのエピックレコードジャパンから年内に新作を発表することも合わせて伝えられており、所属が同じとなる、現在は活動休止中のいきものがかり水野良樹はツイッターで、「まさかのEPIC。レーベルメイト。ま、こちらは放牧中ですが笑」とつぶやいている。

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