井上陽水、トレードマークのサングラス姿ではない秘蔵写真公開
井上陽水が、サングラスをまだ着用していない若き日の写真を公開した。この写真は、2月15日にリマスター音源で発売される「夢の中へ」のジャケットとして使用される。この写真については井上本人、関係者もいつ、どこで撮影したのか分からないほど古いもので、往年のファンにとっては懐かしい1枚となりそうだ。
井上陽水と言えばサングラス、というイメージが一般的には定着している。今回のジャケットには、まだサングラスと出会う前、若き日の井上の秘蔵写真が使用されている。
デビュー時から井上を応援しているファンにとっては懐かしい姿とも言えるが、サングラス姿が定着している今の彼からは想像がつかない、あどけないビジュアルが印象的だ。
ただ、あまりに写真が古すぎて、いつ、どこで撮影したものか不明であるという。時期については「夢の中へ」をリリースした1973年の夏ではないか、という説が有力だが、本人、関係者、薄れゆく記憶の中で未だ確証を得られていない。
また場所については三軒茶屋という説、宇都宮という説、ほか、諸説ある。
同曲は1973年3月にリリースされ、井上にとってはじめてのヒットソングとなった。その後も、女優の斉藤由貴や様々なアーティストにカバーされ、CMソングとしてもお馴染みとなった。
この「夢の中へ」は、22日からスタートする俳優・松坂桃李主演の日本テレビ系ドラマ『視覚探偵 日暮旅人』のオープニングテーマ曲。
今回のシングル化では、米・ニューヨーク・スターリングサウンドの巨匠エンジニアであるテッド・ジェンセンによるリマスター音源となっている。テッドは、ノラ・ジョーンズの『Come Away With Me』を手掛け、2003年の第45回グラミー賞で、マスタリングエンジニアとしては史上初の最優秀アルバム賞を受賞している。
■作品情報
▽井上陽水「夢の中へ」 収録曲 |