舞祭組

 舞祭組の4枚目のシングル「道しるべ」が、発売初週に15.6万枚を売り上げ、1月16日付のオリコン週間ランキングで初登場1位を獲得した。メンバーは結成以来初となったオリコン1位獲得に「本当に嬉しすぎる!」と喜びを爆発させた。今作においてメンバーは10日間、共同生活の合宿をおこない、楽曲制作からミュージックビデオの構想までを完成させたという。

 Kis-My-Ft2の横尾渉(30)、宮田俊哉(28)、二階堂高嗣(26)、千賀健永(25)4人によるスペシャルユニット「舞祭組」が4日に、1年10カ月ぶりに発売した4枚目のシングル「道しるべ」が、発売初週に15万6000枚を売り上げ、16日付オリコン週間ランキングで初登場1位を獲得した。

 舞祭組のオリコン1位は、4作目で初めて。売上枚数も前作「やっちゃった!!」の初週売上5万8000枚(オリコン初登場3位)を大きく上回り、シングル過去最高を記録した。ちなみに、これまでの初週売上の最高は、デビューシングル「棚からぼたもち」の13万3000枚だった。

 新曲「道しるべ」はメンバー4人が作詞・作曲を手掛けた舞祭組初のバラード。大切な人へ愛と感謝を込めて、そして自分たちの魂を歌に託した、渾身の作品となっている。

 メンバーの横尾渉、宮田俊哉、二階堂高嗣、千賀健永は「本当に嬉しすぎる! 人気もお顔もそこそこ、歌もそこそこの僕たちが、1位を獲れる日が来るなんて! これで家族にも友達にも堂々と胸張って帰れます! 僕たちは器用でもないし、全力でぶつかることしかできませんが、下手なりに泥臭く、4人の想いを歌に込めて作ったので、たくさんの人に受け止めてもらって、感謝の気持ちでいっぱいです! しばらく声に出して叫び続けようと思います!」と喜びのコメント。

 更に「この曲はバラードですが、とってもとっても前向きな曲です。まだまだ道しるべに向かって僕たちも進んでいくので、これから“お茶の間アイドル”舞祭組と一緒に、いっぱい楽しんで笑顔になってもらえたら嬉しいです! みんながいつまでも笑顔でいられますように! ぱにたん!!」とも述べている。

 メンバーは10日間、共同生活の合宿をおこない、楽曲制作からミュージックビデオの構想までを完成させた。このMVは初回生産限定盤Bに収録されている。

 4人は用意された部屋で寝食を共にし、仕事がある時はそこから仕事場に向かい、帰ってきたらまた楽曲制作に取り組むー、という生活が10日間続いた。作曲から作詞作業、MVの構想からジャケット案作成、そしてスタッフとの打ち合わせも含め、全てをこの部屋でおこなっている。人生で出会った大切な人たちや仲間、愛する人のことを想いながら、聴いてもらいたいというのが、メンバーの思いだ。

 MVは、メンバーの二階堂が中心となって構成をおこない、そのストーリーからカット割りまで、細部にわたりこだわった作品となっている。作品は、プロローグ・本編・エピローグの3部作で、11分30秒ほどの長尺MVとなっている。なお、この長尺MVは初回生産限定盤Aに収録されている。

 舞祭組のMVには、オルゴールの音色が毎回登場する。今回は、そのオルゴールからストーリーは展開していく。

 セットは、デビューシングル「棚からぼたもち」でも登場したデパートの屋上に設置されたステージセットを象徴として使用し、舞祭組らしい笑える映像も散りばめられている。

 感情の涙を表した雨に打たれるシーンでは実際に全身びしょ濡れになったり、送風マシーンで立っていられないほどの強風の中、前に進もうと立ち向かうシーンのほか、コンテンポラリーダンスにも挑戦したダンスシーンも見所となっている。

 バラードとはいえ、歌詞やMVの中でも舞祭組らしさは健在だ。大切な人へ、愛と感謝の気持ちを込めて、必死に歌って踊って叫んでいる。泥臭くても、笑われても、その想いが届くことを信じて…そんな、笑いの中でも感動さえする“舞祭組魂”全開のMVとなっている。

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