第67回NHK紅白歌合戦のリハーサルが29日、NHKホールで開催された。番組本番となる31日までリハーサルはおこなわれる。28日と合わせ、2日間リハを終えて制作統括の矢島良チーフプロデューサーが取材に応じた。

 矢島氏は実際の歌唱の様子を見て「改めて歌の素晴しさ、そこに込められた想いの強さを感じています。素晴らしい番組になると確信しています」と本番に向け仕上がりは順調な様子。

 先日、出場を正式に辞退したSMAPについて矢島氏は「出場辞退の旨のお手紙を頂きまして、我々もそのお気持ちを尊重させて頂くというかたちになりました。今は46組のアーティストの皆さんとゲストの皆さんも素晴らしい方々が集まっていると思いますので、しっかり番組をお届けするという気持ちです」とSMAPのメンバーの気持ちを尊重したと語った。

 そして、今年大トリを務める嵐について「今、嵐の皆さまは日本の音楽界を牽引する方々だと思います。今年の『夢を歌おう』という紅白のタイトルを具現化するようなステージにして頂けたら」と期待を寄せた。

 また、紅白にスペシャルゲストとしての出演が決まっているタモリとマツコ・デラックスについて、矢島氏は「折角ですので、番組全編に渡ってご活躍頂きたいと思ってます」とワンポイントではない出演内容になると明かした。(取材・松尾模糊)

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