『第49回日本有線大賞』が5日、TBS系で放送され、栄えある大賞に「Dear Bride」を歌唱した西野カナが初めて輝いた。ステージに驚きの表情で登壇した西野は「本当に信じられなくって」などと戸惑いつつも、「皆さんに支えていただいたお蔭です」とファンや関係者に感謝のメッセージを届けた。

 日本有線大賞は、その年のリクエストのデータを基に選出。今年で49回目を数える権威ある受賞イベントで、大賞を受賞した西野は今年で7回目の出場だった。

 受賞の栄誉に輝いた西野はステージに上ると、「ちょっとあの、何も言葉が出ないくらいすごいビックリし過ぎてます。すいません」と驚きと戸惑いの心境を率直に語った。

 そして、「本当に信じられなくって、すごいテンパッてるんですけど、でも本当にありがとうございます。皆さんに伝えたいです、ありがとうございます」と言葉を続け、大賞受賞を喜んだ。

 さらに、司会を務める俳優・高橋英樹からファンへのメッセージを求められると、「こんな素晴らしい賞をいただけて、こんな素敵なステージに立たせていただけて、私がいただいて本当に良いのかわからないですけど、皆さんに支えていただいたお蔭です、本当に心からありがとうございます」とファンへの感謝を口にした。

 また、同じくMCのタレント・小島瑠璃子から今年10月にリリースした楽曲「Dear Bride」は友達に向けて書いた曲と振られると、「今日も朝、一緒にランニングしてたんですけど」と心温まるエピソードを交え、「なんかもう、友達にも家族にも、いっぱい伝えたいです」と語った。

 ラブソングの旗手として若い世代を中心に支持を集める西野。「Dear Bride」は、結婚という節目を迎えた友人に贈った自身初のウェディングソング。新たな門出に立った花嫁の等身大の姿を描き、多くの人の共感を呼んでいる。

 西野は放送後に自身のブログを更新し、大賞受賞の喜びを綴った。「『第49回 日本有線大賞』にて、『日本有線大賞』を受賞をさせて頂きました!」と受賞したことをファンに向けて改めて報告した。

 そして、「大賞発表で名前を呼んで頂いたとき、ビックリしすぎて頭が真っ白になりました」と率直な心境を綴り、「あの時上手く言えませんでしたが、改めて、このような名誉ある賞を頂けたのも、いつも応援してくださるファンの皆さんと、いつも支えて下さるスタッフの皆さんのお陰です」と関係者への感謝を綴った。

 さらに、大賞を受賞した際、「たくさんの方の顔が浮かびました」と率直にしたためた西野は、「こらからも、そんな皆さんに笑顔を届けられるように頑張っていきたいと思います。本当に本当にありがとうございました!」と言い尽くせない感謝を文面の中にしのばせた。

 西野の大賞受賞にはファンも喜びの声。西野の緊張感とシンクロしながら見守っていた様子で、「決まった時に鳥肌止まらなかった」「笑顔が見れてすごく嬉しかった!」「受賞の瞬間『うお~~~~~っ!!』って叫んじまったぜぃ」などと祝福のメッセージを寄せている。

 西野は年末の「NHK紅白歌合戦」に出場するほか、「第58回輝く!日本レコード大賞」でも優秀作品賞を受賞。残すところわずかとなった2016年も、最後まで心のこもった歌を届けていくことになりそうだ。

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