西野カナ、Xマス演出 巨大ツリーバックに歌唱 活動10年 今年は「充実した一年でした」
西野カナ
歌手の西野カナが6日、東京・丸の内のJPタワー商業施設「KITTE」でおこなわれたイベント『WHITE KITTE Special LIVE』に登場、スペシャルステージで「Bedtime Story」を披露、会場に訪れた多くの観衆を魅了した。
『WHITE KITTE』は2013年より毎年おこなわれている、“館内にいながら白銀の世界を体感できる”クリスマスイベント。日本最大級の高さとなる約14.5mのツリーに、真っ白の装飾が施され、クリスマスの雰囲気を盛り上げる。
11月22日から12月25日まで開催されており、期間中は夕刻にライトアッププログラムがおこなわれ、毎年流れている「Precious」のバージョンに加え、今年は西野の曲「Bedtime Story」が流れる。
西野はこの日、緑のシースルーのトップスにベージュのロングスカートというシックないでたち、耳には『WHITE KITTE』の天井から下がっている装飾に合わせ、雪の結晶を模したイアリングをつけてステージに登場、登壇とともに大きな歓声を浴びた。
「KITTE」は初めてという西野は「地元・三重の店も入っていて、行きたいと思っていました。今度ゆっくり来たいと思います」とツリーの巨大さとともに、初めての場所に感動の表情を見せた。
今年は活動10周年という節目の年で「まさにアニバーサリーイヤー」と、全国をライブで行脚、目標としていた全都道府県ライブツアーも達成と、一年を振り返り「充実した一年となりました」と語る西野。
この日披露した「Bedtime Story」は、今年公開された映画『3D彼女 リアルガール』の主題歌として使用されており「映画を見て、お互いを不器用ながらも本当に一生懸命まっすぐに思いあう姿、そんな一生懸命な姿って“ホンマに素敵やな”と思って、心を打たれて。で、なんかこういう二人の姿というのを、両方の気持ちを描けたらいいなと思って、自分がストーリーテラーになったような感覚で、恋の物語を描いていきました」と作詞時に込めた思いを回想する。
一方、これまでで一番印象に残ったクリスマスと問われると、西野は昨年、自身の家で友人を集めホームパーティーを行った時のことを上げ、普段はやらないという料理などに奮闘、さらにプレゼント交換などもおこない、楽しいひと時を過ごしたことを振り返り「楽しかったので、今年もやろうと思います」と意気込む。
他方、観衆から「(昨年は)何をもらったの?」と声をかけられると「私は歯磨き粉をもらいました」などと返答、会場を沸かせていた。【取材=桂 伸也】